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BTSと暮らす平和な生活

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BTSと暮らす平和な生活

5 - BTSと暮らす平和な生活 番外編

♥

37

2022年02月20日

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ここまで書いてきたのは、BTSが休暇期間である設定なのでゆったり暮らしてる感じです!

ここで、アミとBTSの7人との関係について過去に戻りたいと思います

アミとBTSの出会いを書いてみたので是非読んでみてください!

それではどうぞ🙌🏻

ー2013ー

JIN

はぁ〜そろそろ宿舎に戻るか…

僕は、練習の息抜きに近くの公園を歩いていた

そろそろ戻らないとバレちゃうな…

アミ

グズッ……ヒック…😭

JIN

…!!

どこからか泣き声がする

女の子?こんな時間になんでだろう?

声のする方へ近づいてみると、木の陰に小さな女の子が座っていた。

JIN

ケンチャナ(大丈夫)?

アミ

うっ…グズッ…

女の子は泣きながら顔を上げて僕を見てきた

放っておいちゃダメだ…

JIN

僕と一緒に来る?

アミ

…うん

その子は大人しく僕についてきた

何があったんだろう?

とりあえずマネージャーに相談してみよう

JIN

マネージャー?

マネージャー

おぉ、どうした?

JIN

マネージャー

JIN

今外にいたら泣いている女の子がいたんです

JIN

それで今女の子と一緒に宿舎に向かってるんですが…

マネージャー

女の子??

JIN

はい、どうしたらいいですか?

JIN

すごく辛そうなんです

JIN

こんな時間にいるのもおかしいし…

マネージャー

もしかしたらただの迷子かもしれないけど

マネージャー

でも連れてきちゃったなら仕方がない…

マネージャー

とりあえず宿舎に連れていけ、俺も行くから

JIN

分かりました、お願いします

電話を終えて、女の子を見ると涙は止まっていた

でも、僕の手をギュッと掴んでいることから不安そうなのが伝わってきた

JIN

どこか痛いところはない?

アミ

うん…

JIN

そっかそっか

JIN

お名前はなんて言うの?

アミ

…アミ

JIN

アミちゃんね!

JIN

僕はジンだよ!

アミ

…ジン?

JIN

そうそう!ジンだよ〜🤪

少しふざけてみたけど…ウケるかな?

アミ

…😳

アミ

あははっ!

JIN

えへへ😊

笑ってくれた!少しずつ元気になってきたかな?

JIN

アミちゃんは何才?

アミ

アミは9才!

JIN

9才かぁ〜!

てことは小学3年生…?

こんなに小さい子が暗いところで1人なんて怖かっただろうに…

JIN

えっと…道に迷っちゃったの?

アミ

……

JIN

お母さんとか…一緒だったのかな?

アミ

……うん、でも…

JIN

うん…?

途端にアミちゃんは悲しそうな表情をした

JIN

オッパに話してくれる?

アミ

…うん

アミ

お母さん…行っちゃった

JIN

え…?

アミ

アミを知らないとこに連れてきて

アミ

どこかに行っちゃったの…グズッ…

アミちゃんは再び泣き始めた

もしかして…置き去りにされたのか?

そんなの酷すぎる…

JIN

大丈夫、大丈夫だよ…

僕は、アミちゃんの頭を撫でることしかできなかった

JIN

アミちゃん、上がって〜

アミ

うん…

まだ少し不安な顔をしながら、僕の手を握ってゆっくりと僕たちの家に上がった

SUGA

ジンヒョン、その子は…?

JIN

お〜ユンギヤ

JIN

ちょっと一旦皆集めてくれる?

SUGA

分かりました

ユンギは各部屋を回って皆を呼び出しに向かった

JIN

アミちゃん、ここにはあと6人いるんだけど

JIN

皆優しいオッパだから大丈夫だよ!

アミ

わかった…

JIN

……てことでアミちゃんを連れてきちゃったんだ

僕は一連の出来事をメンバーに話した

RM

そうだったのか…大変だなこの子も

JIMIN

アミちゃん?って言うんだね!

JIN

そうだよね!アミちゃん

アミ

うん

アミちゃん!僕と遊ぶ?

JUNGKOOK

遊ぼ〜!何したい?お絵描きする!?

アミ

……😳

アミちゃんは目をまん丸にして皆を見つめる

まだ少し怖いかな?

JIN

アミちゃん、少し遊んでようか!

JIN

優しいオッパ達だからね

アミ

うん…お絵描きしたい

JUNGKOOK

お!お絵描き!しようしよう😊

アミちゃんは、マンネ達3人と一緒に遊びに行った

マンネたちもまだ高校生だから僕たちよりは遊びやすいだろうな

J-HOPE

でも、あの子どうするの?

SUGA

本当に捨てられたのかな

JIN

うーん…

RM

まだあんな小さい子に事情詳しく聞けないよな

JIN

うん、それにお母さんのことを言ったらすごく悲しそうな顔をしてたんだ

J-HOPE

…もし本当に置き去りにされてたら酷い話だよ

SUGA

もしそうだとしても、僕たちだけじゃ助けられないよ

マネージャー

遅くなってごめん

JIN

マネージャー!

マネージャー

女の子は?

RM

今、マンネたちと遊んでます

マネージャー

とりあえず情報がない限り親御さんに連絡取る事はできないから、施設に電話をしておいた

SUGA

あの子はこれから養護施設に?

マネージャー

うん…返す場所が分かるまでは

J-HOPE

可哀想…

マネージャー

でも、勝手にお前らがお世話をするのもダメなんだよ

JIN

そうですよね…親御さんが迎えに来てくれれば1番いいな

マネージャー

とりあえずそれを願うしかない

JUNGKOOK

あ!マネージャー

アミちゃんはマンネたちとすっかり仲良くなった様子で笑顔で戻ってきた

JIMIN

アミちゃん、元気になりましたよ!

すっごく楽しそうにお絵描きしてました!

マネージャー

そっか、今日はとりあえず施設に送るね

アミ

…?

JIN

アミちゃん、一旦僕たちとバイバイになっちゃうけど、心配しないでね?

アミ

バイバイするの…?

JIN

うん、また会えるから大丈夫!

アミ

本当?

JIN

うん!

また会えるかは分からないけど… 少しでも不安を無くせるように、精一杯の言葉をかけた

マネージャー

じゃあ行こうか、アミちゃん

アミ

うん…

ー2016ー

ジンヒョン〜お昼ごはん何?

JIN

カップ麺でもいい?笑

久々にいいね!!

JUNGKOOK

でも今うちに辛いのしかなくないですか?

そうだっけ…まぁ仕方ない!

JIN

じゃあ準備しようか〜

JUNGKOOK

僕も手伝う!

2年前とは違う家に引っ越してきた僕たち

あの頃からまた仲良くなったメンバーと暮らしている

ーピーンポーンー

JIN

JIN

見てくるから2人で作っておいて!

はーい

JUNGKOOK

はーい!

JIN

はーい

JIN

お、マネージャー!

JIN

…と?

視界にまず見えたのはマネージャーだった

そしてその次に、後ろに女の子が立っているのが見えた

マネージャー

覚えてるか?

JIN

…え?

アミ

お、お久しぶりです…

アミ

アミ…です!

アミ… その名前を聞いて2年前のことを思い出した

アミ

アミ…です!

覚えてくれてるかな…? ジンオッパ

JIN

……😳

徐々に鮮明になってきたのか、ジンオッパは私を見て驚いた顔をした

JIN

アミちゃん…!?

アミ

そうです!へへ…来ちゃいました

マネージャー

ちょっと訳があってね…笑

マネージャー

中で皆と話せるかな

2年ぶりにオッパたちに会える… 少しだけ緊張するな

マネージャー

皆思い出してくれたようだけど、2年前にジンが連れてきたアミちゃんだ

アミ

こ、こんにちはっ

皆驚きが隠せないという様子で私をまじまじと見つめてくる

JUNGKOOK

アミちゃん…?😳

僕のこと覚えてる?

アミ

覚えてます!テヒョンオッパ

アミ

あの時はお絵描き楽しかったですよ

JIMIN

わ〜😳信じられない…

RM

2年ぶりか?すごく大きくなったね

J-HOPE

そうだね、成長期か!

SUGA

それで…なんでここへ?

マネージャー

うん、それがな

マネージャー

2年前に養護施設に入れた日から、結局親御さんは来なかったんだ

JIN

そうだったの…

マネージャー

連絡が取れなかったそうだ

マネージャー

それでアミちゃんは最近2年前のことを考えるようになって、お前らのことを思い出したそうだ

マネージャー

それで、アミちゃんの居場所はお前らのとこだって言ったそうで…

RM

それで、ここへ来たんだね?

アミ

はい…突然のことでごめんなさい

アミ

でも、あの時…ジンオッパが助けてくれて本当に恩人だと思ったんです

アミ

もう1度オッパ達に会いたいなって思って…

JIN

そういえば僕がすぐ会えるって言ったのに会えずにいたよね…ごめんね

アミ

いいんです!私への慰めの言葉だったんですよね

SUGA

なんだか、すごく大人びてるな

J-HOPE

うん、中学生?には思えないよ!

マネージャー

まぁそれで…この子もここまま養護施設にいるのも可哀想だと思って

マネージャー

アミちゃんが命の恩人って言ってくれてることだし、お前らと一緒に暮らすのはどうかと思ったんだけど

JIMIN

えっ!?

J-HOPE

僕たちと一緒にここに住むんですか?

マネージャー

その方が、この子にとってもいいかなって思って

JUNGKOOK

楽しそう!僕は賛成!

僕も!お部屋余ってるよ!

JIN

え、えっと?アミちゃんはいいの?

アミ

はい!私もお礼として出来ること何でもしたいんです!

アミ

迷惑にはならないようにしますので…

RM

でも僕達も最近忙しくなってきてるし…

SUGA

うん、一人の時間が多いかもしれないよ

アミ

マネージャーさんから聞いてます

アミ

テレビとか全然見てなくて…アイドルって知ってびっくりしました!

アミ

応援してます!私は1人でも大丈夫です!

JIMIN

アミちゃん、かなり覚悟してくれてるみたい

J-HOPE

そうだね〜僕たちも覚悟すべきかな?笑

JIN

アミちゃんがいいって言うなら俺は全然いいんだけどね

SUGA

俺もいいですよ

マネージャー

じゃあ、いいかな?急で申し訳ないけど

マネージャー

アミちゃんはいい子だと思うから優しくしてあげてほしい

JUNGKOOK

やったぁ!妹?マンネ(末っ子)じゃなくなった!

家族が増えたー!

こうして始まったBTSとの同居生活

分からないことだらけだけど、オッパたちなら大丈夫そう!

ー2022ー

JIN

アミと出会って10年目になるのか…

日付を見てふとそう思った

アミと出会ったのが僕がまだ20歳の頃でデビューした年だ

アミは小学3年生か… 今思うとすごいなぁ

あのとき、声をかけてなかったらアミと暮らしていなかったと思うと不思議な気分になる

アミが来たばかりの頃と比べて今は、本当の家族みたいになれた

僕の大切な妹、これからも6人の弟達と一緒に守らないとな

BTSと暮らす平和な生活

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