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エナ

ペラペラッ

私は静かな部屋で1冊の本をめくった。

エナ

さすが、アラバスタ王国宮殿。

エナ

"精霊島"に関する本がたくさんあるなぁ...。

エナ

もう少しでこの国とはお別れか、((ボソッ

私はぼそっとつぶやくとパタンと本を閉じ、部屋を後にした。

エナ

ビビ〜!

ビビ

なぁ〜に?エナちゃん

エナ

私ね、もうこの国を出ようと思うんだ。

ビビ

...!

ビビ

そっか...。

エナ

もう部屋の本は一通り見たし、

エナ

ここに長居する理由もないかなって。

エナ

数日間この宮殿にいさせてくれてありがとう!

ビビ

ううん、そんな大したことはしていないわ。

ビビ

けど、すこし寂しくなっちゃうけどね(笑)

エナ

((ニカッ

エナ

でね、いつ頃にここを出ればいいかなって

ビビ

ん〜、だったら午後ぐらいにほかの島に行く船が出るはずだわ。

ビビ

それに乗るといいよ!

エナ

午後!?

エナ

結構早いんだね...

ビビ

ね、(笑)

エナ

じゃあね、! ビビ!

ビビ

うん! 気をつけてね。

エナ

ビビこそ、アラバスタの王女として頑張ってね!

ビビ

うん!((ニコッ

エナ

じゃあね〜!!

ビビ

また、いつか会えたらね〜ッ!

エナ

フリフリ

私はビビに大きく手を振ると静かに笑った。

エナ

あ〜っ!

エナ

風がきもち〜。

エナ

.....、

私は静かな風になびかれながら少し考え事をした。

エナ

(精霊島って、ほんとにあるのかな...)

エナ

(もし、なかったら...、)

エナ

あ〜っ、

エナ

ダメダメ。

エナ

ポジティブにポジティブに。

エナ

次の島まで着くのには結構時間があるし、

エナ

それまで休んどくか〜っ。

私はその場を後にし、自室へと戻って行った。

数日後

エナ

くあ〜ッ。

エナ

あ〜疲れた。

エナ

次の島までこんなに時間かかったんだ

エナ

ま、今は本屋に行くか〜

すみませんここからネタがないので結構飛ばします。

数週間後

ギギィィッ

私は食堂らしき店に入ると、 そこからは賑やかな人々の声が聞こえてきた。

エナ

タッタッタ

私は歩いて店長?らしき人がいるカウンター席に座った。

エナ

すみません、水1杯ください。

店長

はいよ

少しすると店長は水が入ったコップをくれた。

エナ

ありがとうございます

エナ

(あ〜、なんか最近いい収穫がないな〜)

エナ

(精霊島についての本は結構あるけど、似てるもんばっかりだからな、)

エナ

(ダメ元で聞いてみるか、)

エナ

はぁ〜ッ...。

店長

どうしたんだい?お嬢ちゃん。

エナ

あ、いやまぁちょっと悩み事が...

店長

悩み事?俺でいいなら聞いてやるぜ。

エナ

いいの?

店長

ああ。ま、悩み事の内容によるけどな

エナ

ははっ。

エナ

悩み事っていうのh((

ギギィィッ

バタンッ

少年

タッタッタッ

少年

ガタンッ

少年

ねぇ、おじさん! 今日も聞かせてよ!

少年

"精霊島"のこと!

エナ

!?

店長

おう! 来たか、がきんちょ。

店長

いいぜ今日も聞かせてやるよ。

エナ

えッ!? あの、ちょっ...。

店長

あぁ、すまんな嬢ちゃん。

店長

悩み事はあとでもいいか?

エナ

え、まぁ別にいいですけど...、

エナ

っていうか、店長さん精霊島について知っているんですか!?

店長

ああ、俺はこういう冒険小説が好きでね。

店長

精霊島についての本は全巻読んだんだ((ドヤッ

店長はドヤるような表情になった。

エナ

へ〜っ...。

店長

嬢ちゃんも精霊島について知ってんのか?

エナ

あ、まぁ前に本屋で見つけて読んだだけで...

店長

そ〜なのか。

店長

だったら話聞いてくか?

エナ

店長さんがいいなら

少年

おじさん早く〜ッ!!

店長

まぁまぁ焦るな。

そうして、私は店長さんの話を聞いたんだけど、

本の内容とまったく一緒だった。

でも、あんな本でも好きな人はいるんだな〜 と、改めて実感した。

そして数日後

エナ

くぁ〜ッ...。

エナ

あ〜、全然ダメだ。

エナ

まじでいい収穫がない...、

エナ

次の島にでも行くか〜

エナ

(ルフィ、元気かな〜...)

私は次の島に期待するか、と思いながら島を出る準備をした。

TO BE CONTINUED

2023/02/10/金曜日

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コメント

2

ユーザー

コメント失礼します! 凄く面白いです!!フォロー失礼します!!✨️

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