私が
愛されていないのは、
わかっている
でも
それでも
普通に話して欲しいだけなのに
陽菜
涼太兄ごめん
涼太
陽菜、
陽菜
大丈夫!
陽菜
変わるから
陽菜
ね、
涼太
わかった
陽菜
どうぞ
あぁ
いつから
家族に敬語だろう
それすらも分からない
大介
あっそ
大介
ラウール!
大介
ご飯だよ!
蓮
熱いうちに食べな!
ラウール
うん
ラウール
おねぇちゃんも、
陽菜
私はいいよ
陽菜
日直だから先いくね💦
ラウール
わかった
康二
ラウール!
康二
今日送ったる!
ラウール
ありがとう、
私は
走って
部屋に行った
ガチャ
私は、
静かに家を出た
私とラウールへの
対応が違いすぎる
もちろん、
今日が
日直というのも嘘
それぐらい
その場を離れたかった
瀬良
えっ!
瀬良
ひな!
陽菜
あっ!
陽菜
瀬良!
瀬良
今日早いね!
瀬良
えっ
瀬良
日直じゃないやろ?
陽菜
当たり前やん
瀬良
あーね
陽菜
そう
陽菜
大正解
瀬良
なんも言ってないのに笑
陽菜
w
今日あったこと
すべて
瀬良に話した
少し
楽になった
嬉しかった
家族と同じぐらい大切な
大親友
瀬良
―――!
陽菜
―――?
陽菜
――――――w
瀬良
――――――w
とても楽しい
楽しい、
楽しいはずなのに
どこか
寂しがった