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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

𝓦𝓸𝓻𝓵𝓭

皆さんこんにちは!

𝓦𝓸𝓻𝓵𝓭

𝓦𝓸𝓻𝓵𝓭ことりとです!

𝓦𝓸𝓻𝓵𝓭

では続きをどうぞ!!

どぬく

もふ

もふ

あ……?

もふ

ッどぬく!

どぬく

ヒッ……:( ;´꒳`;):

もふ

君は何をしたんだ!!!

もふはぐっとこちらに身を乗り出す。

まるで恫喝(どうかつ)するように大きな声を上げるものだから、 どぬくはすくみあがる。

ッ怖いッ…!!

やだッ…精霊さん助けてッ!!

パンッ!!と、高い音がした。

りおん

殿下!!

宰相

殿下!!

大きな破裂音のすぐあと、 宰相とりおんの声が聞こえて、 バタバタと足音がする。

どぬくが恐る恐る目を開けると、 どぬくの目の前にはキラキラ光る小人の集団が、 そしてその向こうには床に尻もちをついたもふがいた。

どぬく

……せい、霊さん…?

まるでどぬくをもふから守るような精霊達にぽかんとしていると、 大きな声で現実に引き戻された。

りおん

貴様!!もふ殿下に何をした!!

りおん

魔法を使ったのか?!

りおん

この方を誰だと思っているのだ……!!

りおんに怒鳴られ、 ビクッと方が大きく揺れる。

自分の腕で体を抱き締め縮こまると、 目の前の精霊達の煌めきが一層増していく。

守ってくれるの……?

先程からもふの手を弾いていたのは、 どうやらこの精霊達らしい。

そしてどぬくの恐怖心が強くなると精霊達の輝きも増すようだ、 とどぬくに気づいた。

キラキラしている精霊を見ていると、 今度はもふの声で現実に呼び戻された。

もふ

良いんだ、2人とも…

宰相

ッ、ですが殿下!

もふ

良いと言っている、それよりもどぬく…

どぬく

ッ…は……い、

もふ

お前は精霊が見えるのか?

どぬく

た、たぶん……

もふ

先程俺を弾いたのは精霊か?

どぬく

多分…そうです……

もふ

多分、と言うのは?

どぬく

お、俺がなにかした訳じゃない…と言うか、

どぬく

精霊さん達が勝手にしたと言うか…

ちら、と精霊に目をやるとふわふわと傍に近寄ってくる。

手を伸ばすとそこにすり寄り、他の精霊達も どぬくが落ち着いたのが伝わったのか、 思い思いに空中に漂い出した。

手を顔の前に持ってくると、 そのままついてきた精霊はどぬくの鼻先にそっと触れる。

それがくすぐったくて、 表情が緩んだ。

もふ

なるほど…

もふは頷きながら呟くと立ち上がる。

真上から見下ろされて、 あの森での光景を思い出した。

もふ

どぬく。どうやらお前は神子で間違いないらしい。

どぬく

ッそんな!?

どぬく

俺がそんなものな訳…ッ!

もふ

精霊が見えるのだろ?

もふ

この国で精霊が見える者は多くない。

もふ

それに精霊は神聖なもので人間が使役できるような物でもないのだ。

もふ

精霊の力を借りるにも、祈りを捧げ無ければ
精霊魔法を使う事すらできん。

もふ

だかお前は、お前が命じつとも精霊がお前のために
力を振るったと言ったな?

どぬく

は、はい…

もふ

それは普通では有り得ぬ事…

もふ

お前があの森に現れた事や精霊の力…

もふ

精霊魔法を使える事、

もふ

全てを踏まえて、

もふ

俺はお前を神子である事を断言しよう。

どぬく

ま、魔法なんて俺、使った覚え…

もふ

俺を弾いたじゃないか。

もふ

考えてみたが、恐らくそれは精霊魔法の一つ、結界だ。

もふ

どのような原理かは分からないが、
お前が精霊魔法を使っているのは間違いないだろう。

その紫の瞳でジっと見つめられると、 それ以上何も言えなかった。

その間にももふは宰相とりおんに指示を出している。

もふ

チャンツネット宰相。

もふ

これは国にとっての大事である。

もふ

俺はしばらくしたら国王に謁見するから、
先触れでそのことを伝えてもらいたい。

もふ

その間にりおん、
お前は客間の準備を…

もふ

それと侍従を1人用意してくれ。

りおん

侍従…ですか、

もふ

あぁ、どぬくにつける。

もふ

急ぎ準備するように、

りおん

はい、承知いたしました…

𝓦𝓸𝓻𝓵𝓭

ふぁい、お疲れ様です!

𝓦𝓸𝓻𝓵𝓭

タブレット使ってんのがバレたら死ぬんで、ここで終わりです!!

𝓦𝓸𝓻𝓵𝓭

judging bySee you next time(´▽`)ノ

消えたがりの男の子は異世界で王子に愛される!

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コメント

2

ユーザー
ユーザー

神がここにいた………

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