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心臓がギュッってなる
あかんで?トントン。あかんで?あかんあかん。消えたらあかん。
皆は俺に謝った後、 静かにそれも悲しそうな 顔で帰ってった
皆、暗かった
やっぱ俺は無能なんやな
皆のことも笑顔にできない
そんなことを思う
今までのことを俺は 横たわりながら 考えた
怒ってばっかだったこと
頼ってばっかだったこと
…
いろいろ
グルさんが俺に謝るのも 俺がよわいから
ごめん、グルッペン
ごめん、総統
皆
皆の暗い顔で俺は胸が苦しくて 生きてることに嫌悪感が つのった
ボーッと窓の外を見る
窓の外は暗くて その中でも 星が無数に輝いていた
tn
ボソッと声に出る
あそこなら皆のことを見守れるし、 迷惑もかけなくて済む
俺も皆も楽になれる
誰にも届かない掠れた俺の声は 誰にも聞こえぬまま消えた
sn
ボーッと外を見ていると、 ぺ神が声を掛けてきた
tn
素直に俺は小さく答えた
sn
そう言ってニコリと笑い、 空を見上げるぺ神
少し見た後、ぺ神は 俺の方を見た
sn
sn
ぺ神は俺を見て話を 始めた
彼は何でこんなに優しいんやろか?
こんな彼に少し憧れと疑問を 持つ
ぺ神は軽く話すと ニコッと笑った
sn
sn
彼はそう言うなり 俺から離れていった
tn
そう言うとニコッと笑って 彼は出ていった
静まり返る室内に
俺の呼吸音と時計の音だけが 響く
中々寝れない自分に 嫌気がさす
俺の心は死にたいで いっぱいになってった
tn
tn
出るのはそんなマイナスな 言葉ばかり
その日、俺はまともに 寝れんかった
それから何日かは、俺の所に誰かが 来るようになった
皆、心配してくれた
けど、
何日かしたら来てくれない日が 多くなってた
やっぱそんなもんなんやと どこかの心がいたんだ
何日かしたら俺は 回復して まだ上手く歩けんけど 立てるようになった
tn
tn
tn
tn
倒れてから一週間後
皆が昼食に行ってる間 おれは 病室から出た