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半妖

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半妖

25 - 半妖 25話

♥

18

2021年02月01日

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黒木悟

はぁ、、、はぁ、、、

05

アヒャヒャヒャ!!

05

女、、、どこ行ったのかな?

黒木悟

(さっきからあらゆる動物の力を借りているのに全く効かないな。)

05

アヒャヒャヒャ!!女、、、から止めろって言われたのに

05

これじゃあ怒られちゃうよ、アヒャヒャヒャ!!

黒木悟

(それにしても相手が頭いってるなぁ、、、まぁ僕も前まではあんな感じだったのかと思うと情けないよ)

05

よそ見したら食べちゃうぞーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

黒木悟

クッ、、、

黒木悟

(能力は、、、食べること、、、でいいのかな?)

黒木悟

ねぇ、君は誰に頼まれて僕達を襲うように言われたの?

黒木悟

美奈崎翔吾、、、って人か?

05

あいつには頼まれてないけどあのお方には頼まれたからねぇ、、、え〜とねぇ、僕はねぇ、16の手伝いを頼まれたんだよねぇ。

黒木悟

あのお方とは誰なんだ!?

05

あのお方はねぇ、とっても強くていっつも僕に餌くれるんだ〜

05

今日もね、、、2人食べていいって言われたんだ

05

でもねぇ、女から食べろってすごく言われた。だからそこどいて

05

お前、食べるとお腹壊しそう、、、

黒木悟

それはできない。だけどお前、お腹空いているんでしょ?なら、俺の能力ならもっと美味しいものが食べられるよ

05

美味しいもの?人間?妖怪?どっち?

黒木悟

どっちでもない。そうだ、ちょうど今飴を持ってるからあげるよ

05

雨?

黒木悟

飴だよ。砂糖出できていて舐めるんだ

黒木は飴玉の袋を開き敵に渡した

05

あむ、、、

05

!!

05

美味しい!!

黒木悟

僕の友達になってくれたらもっと美味しいものをあげるよ

05

美味しいもの!!でも、、、あの方に怒られちゃう、、、

01

05。

05

!!

01

黙って聴いてろ。あいつにはこの声は聞こえない。

コクン

黒木悟

黒木悟

(急に黙ってどうしたんだ?でも戦わずに済みそうになってきたな。良かった)

01

05、こいつの手伝いをしてやれ。

01

こいつらは俺たちの願いを叶えてくれる。だから行け

05

、、、。

05

お前の、、、手伝いする

黒木悟

そうか、、、ありがとう

実験体No.05。赤龍寺達の仲間になった。能力、、、グラトニー。なんでも食べる。ブラックホールに近い。

鯉田雫

これは、、、

破壊された所から外に出た鯉田はその異様な光景に圧倒された。

ビッシリと壁だけでなく床、天井に張り巡らされている機械。

鯉田雫

これは、、、人間世界でも進み過ぎている化学力、、、それにこの妖力量も異常。はぁ、、、これはお手上げだな〜

16

だ、、、誰ですか?!

鯉田雫

!!

鯉田雫

貴方がこの空間を作った張本人かな?

鯉田雫

(歳はまだ70くらいかな?そんな女の子がここまでの空間を作り出したとは)

16

そ、、、そうですが05を倒して来たんですか、、、

鯉田雫

倒してない。でもいずれ倒せると思う

16

あの男に任せたってことですか、、、貴方は消滅対象です!ここで負けて貰います!

16

でも、もし私の言うことを聞くなら見逃してあげます!!

鯉田雫

ねぇ、、、お嬢ちゃん。

16

お、、、お嬢ちゃんって言わないで!!

鯉田雫

君は誰も傷つけたくないんだね

16

!!

16

う、、、うるさい!!

16

私は、、、05のために貴方を倒さないとダメなの!!だから、、、

16

全力で貴方を倒します

鯉田雫

、、、そっか。じゃあ私も全力で戦わせて貰うね。

鯉田雫

スローモーション!!

16

な、、、何?!

16

体が、、、うまく動かせない、、、

鯉田雫

ごめんね。

鯉田雫

ここで時間をくってる場合じゃないの。

鯉田雫

だから早く空間を消して欲しい

16

だ、、、め、、、

16

私達は自由を手に入れる!!もう不味いご飯も、痛い事もない。自由な暮らしを、05と一緒に行くんだ。

16

もう誰かが死ぬのは嫌だ。自由になりたい!!自由に!!

16

あの人が言ってた。言うことを聞いていれば自由にしてくれるって!05も一緒に!!

16

だから!!私に負けてください!

16

お願い、、、だから、、、

鯉田雫

そっか、じゃあ貴方の脳内見せて

16

へ、、、?

美奈崎翔吾

おい、16。実験の時間だ。今日は5つ空間を作れるまでやり続けるからな

16

、、、い、、、や

美奈崎翔吾

16を出せ

ハッ!

16

やめて!!離して!!誰か、、、誰か助けて!!

美奈崎翔吾

おい、まだできないのか?

はい。まだ3つが限界のようで

美奈崎翔吾

できるまで飯抜きにしろ。後、ついでにあれも16にうっておけ。

16

いや!!注射やだ!離して!!いやいや!!

16

(嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ)

16

いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

美奈崎翔吾

ほら、できたじゃないか

16

う、、、

美奈崎翔吾

おい、16。今日からこいつと一緒だ。可愛がってもらえよ

16

、、、はい。

05

、、、君は?

16

、、、16

05

そうか、じゃあ今日からイムって呼ぶね!!よろしく

05

ははは、君って面白いね。良かった〜こんな所でろ華があって。

16

ふふ、何それ

美奈崎翔吾

05、出ろ

05

それじゃあ行くね

16

うん、、、

その日の夜

16

05遅いなぁ

3日後

16

、、、。

1ヶ月後

16

まさか死んじゃたのかな、、、

おら!!入れ!!

16

05!!

05

、、、。

16

05、、、?

05

アヒャヒャヒャ!!

16

05!!

16

どうしたの!05!!

05

君、だあれ?

16

!!

05

アヒャヒャヒャ!!

16

そんな、、、

05

アヒャヒャヒャ!!

16

、、、私が、、、貴方を治してあげる、、、

美奈崎翔吾

16。時間だ

16

はい、、、

美奈崎翔吾

16の様子は?

全く抵抗する様子がありません。今回はここまででいいかと

16

美奈崎さん。

美奈崎翔吾

なんだ

16

私はまだ大丈夫です。もっと続けてください。

01

ねぇ、君。自由に興味はないかい?君の番号が上位に上がれば君は自由になれる。

16

(嘘でもいい。縋りたい一心で私は全ての命令を実行し、機会を待った。)

16

(私は05と一緒に自由になって05を治したい。)

16

だから!!

鯉田雫

フェアじゃないから私の記憶も見せてあげるよ

16

う、、、

鯉田雫

お母さん!お父さん!早く早く〜!

こらこら、待ちなさい。

ふふ、転んじゃうわよ

鯉田雫

だて、今日は3人でピクニックに行くんでしょ?!

鯉田雫

早く行かないと日が暮れちゃう

鯉田雫

はぁ〜楽しかったね

そうね。また一緒に行きましょう。

そうだな

16

(これは、、、この人の記憶の断片?)

はぁ、、、やっと家に着いたな。

雫たら、歩いきながら寝だしちゃってね。

鯉田雫

う〜ん、、、

ガチャ

鯉田雫

ん?

鯉田雫

お父さん?お母さん?

鯉田雫

何処にいるの?

16

!!

16

(これは、、、この人のお父さんとお母さん?)

そこには惨たらしい遺体があった。

鯉田雫

何、、、これ?

鯉田雫

お父さん、、、お母さん、、、

鯉田雫

ねぇ、、、起きてよ、、、ねぇ!!

鯉田雫

これが私の記憶。

16

これを私に見せてどうするの?

鯉田雫

どうもしない。

鯉田雫

ただ、自由を手に入れた後貴方はどうするのかと思ってね。

16

そんなの、、、誰にも邪魔されない安全な地へ行きたい。

鯉田雫

正直、貴方がここを出るのは正解だし。出るのに従うしかない事もわかる。でもあなた達が追っている暴食姫と不死身君はここから抜け出しても苦労をしている。

鯉田雫

私なんて、寝てる間に全てが崩れてしまった。

鯉田雫

何が言いたいかわかる?

鯉田雫

つまり、本当の自由なんてこの世にはない。目障りな奴らを殺していけばいつか自由ができるとでも思っているの?

鯉田雫

どんな場所でも逆光はあるもの。自由を手に入れるには人の手助けを必要な時はあるけど駒を動かすのは貴方だよ

鯉田雫

その覚悟があるの?連ちゃんと竜君みたいに差別され、ゴミ扱いされて食料もまともに取れなくて死にかけた過去を貴方はしょうことができるの?

16

でも!あの人は約束してくれた!!

16

命令を聞いていればいつか出してくれるって!!

鯉田雫

そのいつかを貴方は待ち続けるの?

16

それしか、、、ないんだもん!!

16

私が我慢していれば全て丸く収まるから、、、

鯉田雫

ねぇ、、、貴方、、、私の家族にならない?

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