テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ローズ
ローズ
モネ
黙秘を貫くお嬢様。
私は何もできないまま…
兵士の方々が来て、
王子様殺害の罪で現行犯逮捕されました、
被告人、何か意見はあるか
裁判官の低い声。
今にでも断頭台へ送りたいと言わんばかりの面をお持ちの王子様の母親、父親。
私はなにもできない。
なにかをできる立場じゃない。
ありませんわ
ローズ
モネ
私(わたくし)は陛下を殺害した。
モネ
モネ
煮るなり焼くなり好きになさい。
あくまでも女王の品はありながらも、静かにそう言った。
裁判長は"カンッ"と、木槌を鳴らし、
こう告げた。
『被告人、フロース・モネ。ウツギ陛下殺害の罪で、死刑とす。』
と、
ローズ
モネ
と、短い返事をして、1300番はこちらに笑みを向ける
気色悪い、
なぜ犯罪者はこうも学ばないんだ
きつとその頭の悪さ故に、過ちを起こしてしまったんだろうと勝手に納得する。
ローズ
私はこいつの死刑執行人となった。
ローズ
ローズ
ローズ
ローズ
モネ
そうして、私とこの裏切り者の、
最期の1週間が始まったのです。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!