コメント
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なっちゃん! らんらん! 今回も神ですね!
神ですねはい
次回どうなんのよ怖すぎやは(最高すぎ)
るんば
るんば
るんば
2人は勘違いしてる
なっちゃんは何もしてないのに。
いや,俺が昔あんなこと言ったから…?
suchi
Lan
Lan
Lan
illma
Lan
illma
訳も分からず 首を傾げる三男
俺のために言ってくれたんだろう。
リビングに飾ってある
まだ母さんも父さんもいる時の
家族写真。
日記の内容を思い出す。
"父さんに殴られた"
そう書いてあったあの文章
"殴られた"…?
あの父さんに…?
続きはなんて書いてあったのだろう。
Lan
Lan
Lan
Lan
Lan
2017年 〇月✕日~
母
〇月✕日 突然旦那が怒り出した。何故かなつばかり殴っている。私にしてとお願いしても聞いてくれない。私のせいだ。
〇月✕日 今日もなつを殴っていた。 止めに入ってやっとやめてくれた。もうこれ以上なつを傷つけられたくない。私が早く止めに入っていれば。
〇月✕日 私がみことを送っている間になつが殴られていたみたい。なつを連れて行っていれば…そう思いながら手当てをした。なつは笑顔で大丈夫と言ってくれた。
〇月✕日 私は病気にかかった。入院が必要ならしい。なつを1人にしてしまう。なつは笑ってくれる。でも本当のエガオじゃない。
〇月✕日 なつが笑わない。私のなつを返して。
Lan
Lan
静かな部屋で
自分の息が 荒れているのがわかった
俺はすごく勘違いしていたんだ。
俺のせいでなつは…
少し落ち着いたところで
恐る恐る
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〇月✕日 私はもう長くないみたい。自分でよく分かる。子供たちが心配。でも私がやれることを最後までしないと。
〇月✕日 なつに計画を教えた。私に何があっても先生を呼ばないでと教えた。そうじゃないとあの人を…
〇月✕日 もうダメみたい…最後に手紙を書かないと。嫌だ…タヒにたくない。子供たちの大人の姿を見てみたい。でも,なつをもう苦しめたくない。
そこで日記は終わっていた
最後のページは
少し歪んでいた。
きっと母さんの
とても小さな冷たい雫、
涙だったのだろう。
俺は動けなかった。
いや動きたくなかった。
このまま時間が止まれと
思っていた。
そんな訳には行かず,
なつに会いに行こう。
そう考え立とうとしたら
カサッ
日記から紙が落ちてきた。
子供たちへ
母より。
この手紙を見つけたのは,
あなた,らんじゃないかしら?
手紙を見つけ,
そしてその内容は
すごく今の状況を理解してあり、
びっくりした。
ふふっ,驚いたでしょ
母さん,なんでも分かるのよ〜?
多分この手紙を読んでいる時は
母さんはこの世にいませんね?
そして,この手紙を読んでいるのは
家族に何かあって,
日記を探しこれを見ているのでしょう。
日記には
自分の思っていなかったことが書かれていたと思います。
でもこれが事実よ。
あなたに伝えるわ
------。
母さんの最後のお願いです。
どうか,
あなた達の未来が
明るく,楽しいものでありますように。
Lan
Lan
目から落ちる大粒の涙
いや,これを流していいのは 俺じゃない
Lan
るんば
るんば
るんば
るんば
るんば
るんば