ホットケーキの制御因子と誤差因子
クミ
制御因子の説明だったかな?
フォルテ
はい、よろしくお願いします
(^^)
(^^)
クミ
簡単に言うと、作る側がコントロールできる因子だね
クミ
ホットケーキなら、水の量、フライパンの温度、粉の量とかだねー
フォルテ
確かにそれらは作る側がコントロールできますが、作る段階で正確に測れるかとか、正しい量を入れることができるかとか、難しい問題がありそうなのです
CI03
さすがCIシリーズのフォーちゃん
ツッコミが鋭いの(笑
ツッコミが鋭いの(笑
クミ
製造ばらつきだよね
なるべくそれらを無くすってのが必要かな
なるべくそれらを無くすってのが必要かな
フォルテ
でも、無くしきれないという現実があると思いますです
CI03
あら、さらに厳しい突っ込み
(^^;
(^^;
クミ
はうー
(;;)
(;;)
クミ
…って言うと思ったかな?
( ̄― ̄)ニヤリ
( ̄― ̄)ニヤリ
クミ
無くしきれない邪魔なもの
それは誤差因子というのだー
それは誤差因子というのだー
フォルテ
また新しい言葉が出てきたのです
(@_@)
(@_@)
クミ
制御因子がコントロールできる因子なら、誤差因子はコントロールできない因子って言うのがいいのかな?
クミ
例えば、温度を80℃に設定しても、実際には±5℃で変化するとかだね
フォルテ
ホットケーキの厚さに寄与するって観点なら、制御因子と誤差因子を分ける意味はあるのですか?
フォルテ
どの因子がどの程度影響があるかを調べることができればいいのではないでしょうか?
CI03
さぁ、クミちゃんがどう答えるのか、見ものなの
クミ
しーちゃんは高みの見物なんだねー
なんか、やりにくいかな
(・_・;)
なんか、やりにくいかな
(・_・;)
クミ
普通の科学実験や、実験計画法では因子を分けることはしないね
クミ
フォーちゃんが言う通り、影響度を調べるのが目的だから
クミ
でもね、品質工学は目的が違うんだ
クミ
制御因子で、誤差因子の影響を打ち消すことができるか
それを調べているんだよ
それを調べているんだよ
フォルテ
打ち消すことなんてできるのですか?
CI03
それは技術力次第なの
CI03
技術力があれば打ち消せるし、技術力が無けれ打ち消せないの
フォルテ
だとすれば、やはり厳密な温度管理をするしかないと思いますです
クミ
でもそれって、お金かかるよね?
フォルテ
センサーをつけたり、精密調整するための高価なガス台とかが必要になりそうです
CI03
ホットケーキにそんなにコストかける?
フォルテ
かけませんね
(・–・;)ゞ
(・–・;)ゞ
CI03
そういうことなの
CI03
別に品質工学で至高の逸品を作ろうって話じゃないの
CI03
コストと品質のバランスを取りながら、現段階の技術力で作りうる最大値を探索するの
クミ
だから、誤差因子という悪者を正義の制御因子という武器でやっつけるのだ!
クミ
制御因子が棒っ切れじゃ、敵は倒せないかな
CI03
あとは、誤差因子という敵を見誤ることが多いの
CI03
下っ端の戦闘員を倒して、竹やりが効果あります!って言ってる事例もよく見かけるの
フォルテ
本当の敵、真の問題を見極めるのは、どんな手法でも難しいです
クミ
品質工学を使うと、問題を見極める能力がアップするよ~
CI03
そうなの
だから手法ではなく、思考方法、技術開発の思想って思ったほうがいいの
だから手法ではなく、思考方法、技術開発の思想って思ったほうがいいの
フォルテ
そういうと、なんか怪しい感じがしますです
(٥↼_↼)
(٥↼_↼)
クミ
そうなんだよね~
クミ
ねぇ、しーちゃん、この怪しいって問題を品質工学で解けないかな?
CI03
私には制御因子が全く思いつかないの(笑
クミ
これも技術力の問題かな(笑
次回に続く







