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広い、白い花の生えた丘だった
そこにはユウらしき人がいた
その後ろには見知らぬ顔
ここから1番遠いところには背中があった
ユウの顔をしたそれは口を開いた
ユウ
ユイ
ユイ
ユイ
ユイ
ユウ
ユウ
ユウ
???
ユウ
ユウ
ユウ
???
彼女はこちらの方へ歩いてくる
目、耳、肺
体の所々から、あの花が生えている
ユウ
ユウ
ユウ
そして、その冷たい唇が額にそっと触れた
その瞬間体は水面のようにグニャリと歪み始め、
丘に咲いていた花は全て血のような鮮やかな赤に染まる
彼女はいつのまにか花に侵食され、顔が見えなくなった
???
???
???
1番遠くにいる影は振り返ると、微笑んだ
赤い花は次第に黒い人影になっていた。数えきれないほど多くの
黒い手たちは一斉にこちらへ伸びていく
一瞬だけ。確かに見えた気がする
あの人は