TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

病院

義勇

んっ…………(ママ達何処……?)

義勇

んぅ……ママ……

朝日先生

義勇ちゃんおはようございます

義勇

おはよう…………(๑'-ωก̀๑)ネムネム...

義勇

先生……ママ達は?

朝日先生

………………なでなで……

義勇

??

朝日先生

ママ達はね…………(捨てられたなんて……可哀想よ……)

朝日先生

これからは、先生が義勇ちゃんの面倒全部見る事になったのよ

義勇

えっ……ママ達……は……私の事…………要らないの?

朝日先生

そういう訳じゃ……

義勇

嫌だ……そんなの嫌だよ……はぁ……はぁはぁ……はぁ…………はぁ……っ……ゲホゲホっ……

朝日先生

落ち着こうね……大丈夫よ

義勇

はぁ………………はぁ…………はぁ………………っ……ごめんなさい……

義勇

取り乱した……

朝日先生

大丈夫よ

朝日先生

なでなで……院内学級行く?

義勇

…………行かない……教材学校……

朝日先生

……そう…………一応、学校に連絡入れて教材持ってきてもらうね。

義勇

うん……

無一郎

え?なんで僕らなんですか?

天元

意味分からねぇよ

先生

冨岡の主治医からの話だからな

天元

はぁ…………

無一郎

…………わかりましたよ……教材届けるだけですね?

天元

めんど……

先生

ありがとうな

天元

部活の帰りでいいか

無一郎

だね

無一郎

…………入院か…

天元

喘息酷くなったらしいしな

無一郎

天元

今更どんな顔して会えば良いんだよ……

天元

俺らから友達辞めるって言った癖に……

無一郎

………………

天元

もう2度学校来ないかもな……

無一郎

うん……

天元

謝るにも……あいつが会ってくれるか分かんねぇし……

無一郎

はぁ…………困った……

病院

義勇

………………(本読んでる)

朝日先生

義勇ちゃん、お客さんよ

義勇

えっ……

義勇

っ………………なんで……

無一郎

先生に頼まれたから

義勇

…………(馬鹿……)

義勇

……………………………………

無一郎

喘息酷くなったんだって?

義勇

別に…………関係ないよ……

義勇

…………帰ってよ……馬鹿……

無一郎

………………

天元

…………(なんも返せねぇ……)

義勇

2人に……私の気持ちなんか……分からないでしょ……早く帰ってよ……

無一郎

…………義勇……

義勇

………………(何よ今更……)

義勇

………………ぐすっ……

無一郎

えっ……

義勇

………うっ……ぐすっ……ぐすっ……

無一郎

ちょっ……なんで

義勇

…………っ……ぐすっ……ぐすっ……

無一郎

…………(どうすれば)

天元

おい…………義勇っ……

義勇

ほっといてよ……ぐすっ……

義勇

2人に……関係ない……(泣きじゃくる)

朝日先生

どうしたの!?

義勇

先生ぇ〜😭

朝日先生

ん?なでなで……落ち着こうね?

義勇

ぐすっ……ぐすっ……っ……

朝日先生

なでなで……なでなで……(情緒不安定になってるわ……)

朝日先生

よしよし……なでなで……義勇ちゃん、どうしたの?

義勇

分からないの……ぐすっ……

朝日先生

そっか、なでなで……なんか不安になっちゃった?

義勇

分からない……なんでか……分からないの……

朝日先生

よしよし

義勇

んっ……………………んんぅ…………ぐすっ……

朝日先生

よしよし……大丈夫よ〜(笑)なでなで……

無一郎

…………

義勇

んっ…………すぅ……すぅ……

朝日先生

なでなで…………2人共ちょっとお話しましょうか

無一郎

…………分かった……

天元

あぁ……

看護室

朝日先生

ごめんなさいね……急に泣くからびっくりしたでしょう

無一郎

いや……まぁ……

朝日先生

あの子ね、両親に捨てられたのよ

天元

は?

朝日先生

…………それからずっとあんな調子でね……

天元

ちょっちょ……捨てられたって…………

朝日先生

面倒見れないからってね……可哀想に

朝日先生

それでね、2人にお願いがあるんだけど、

天元

何だ?

無一郎

何?

朝日先生

またあの子と仲良くしてあげてくれない?

天元

…………

無一郎

…………友達辞めるって言ったの僕らだし……どうしようも……

朝日先生

あの子ね……2人の話する時幸せそうな顔してるのよ

天元

えっ……

無一郎

なんでっ……

朝日先生

それほど、2人の事好きなんじゃないのかしらね……少しずつで良いわ、お願いだから仲良くしてあげて

誤解で崩れる友情

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

49

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚