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しずく
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通報 × 🎲さんの🍣🐰メインです BL要素あります Rはないです 苦手な人は回れ右▶ ご本人様達に全く関係ありません ↑ご理解いただける人のみご覧下さい(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎) ❥𝑠𝑡𝑎𝑟𝑡❥
俺らが付き合ったのは いつだっけ
その日は特別に 2人で海へ遊びに行っていた
桃
紫
桃
紫
桃
紫
俺らは付き合ってはなかったが 特別仲が良かった
付き合いが長いせいか 俺は彼に恋をしていた
俺らは満足するまで遊んでいた
夏は日が暮れるのが遅いはずなのに とっくに太陽は隠れていた
桃
紫
まだ学生だった俺らは 暗くなる前に帰らないといけなかった
紫
もう少し一緒に居たかったという気持ちを飲み込んで 俺は彼に背を向けようとした
桃
紫
急に彼は大きな声で 俺の名前を呼んだ
桃
紫
突然の事すぎて、思考が追いつかなかった
桃
よく聞くと彼の声は震えていた
俺はその震えを抑えるように 優しく彼の手を握った
紫
桃
紫
桃
紫
俺は照れを隠すように 彼の名を口にした
桃
紫
彼の温度は温かかった
俺は今でもその温もりを覚えている
それから、たわいもない話を沢山した
道端に100円が落ちていた話とか
授業中寝てしまった話
疲れすぎて寝過ごした話や
ゲームの新しい内容など
色々話した
おかげで2人の距離は縮まるばかりで
それを俺は日に日に感じながら
喜んでいた
ある日彼は、とんでもない言葉を口にした
それは、いつもの海辺で話している時だった
桃
紫
桃
桃
紫
突然の事に俺の思考は止まり、
開いた口が塞がらなかった
桃
彼はとても悔しそうに言った
紫
桃
桃
桃
そう笑った彼の顔に
満面の笑みは浮かんでなかった
桃
紫
桃
紫
耐えきれなかった涙が いっせいに溢れ出す
紫
桃
桃
視界がぼやけた中で 彼はそう言った
目を擦って君をみると 彼の目にも涙が浮かんでいた
紫
桃
そうやって甘える俺を 彼は優しく抱き、撫でてくれた
甘えたってしょうがない
何を言おうが変わらない
そんなこと知ってるんに
紫
桃
紫
桃
紫
桃
桃
桃
彼はそう言い放ち 俺に背を向けた
紫
もう会えん訳じゃないのに
なんでこんなに寂しいんやろう
そして俺は家に帰り
返信が来ない桃ちゃんとのLINE画面を
じっと見つめていた
彼が留学して、2年経った頃だった
ある日、奇跡は起きた
桃
紫
桃
紫
桃
桃
紫
紫
桃
桃
紫
7月13日
俺はその日を首長くして待っていた
ついにその日がやってきた
俺は空港で彼の姿を探すのみ
紫
何となく落ち着かなくて 近くのベンチに座ろうとした時だった
紫
キョロキョロと辺りを見回す彼の姿が目に入った
俺は気づけば猛ダッシュをしていた
紫
桃
桃
紫
紫
桃
桃
桃
紫
僕らはまた微笑みあった
その後、告白された場所でもあり 毎日話している場所でもある海辺へ 2人揃って腰掛けた
紫
桃
心の中でどっちやねん、とツッコミながら
俺の口角はあがっていた
紫
桃
そう言いながら 君はとても嬉しそうに笑う
紫
桃
紫
桃
桃
紫
紫
桃
紫
桃
紫
来年もまた、君とここで過ごせたらいいな
「あの夏の日も君とまた過ごせたら」
_𝐞𝐧𝐝_
コメント
13件
コンテスト参加ありがとうございます!桃白いいですね最高です👍2人とも違う尊さや可愛さを兼ね備えた素敵な青春恋愛って感じがしました！桃くんが留学するって言った時に白くんがちっちゃい子供のようにねだった所で桃くんが保護者に見えてほんとに同級生か!?ってレベルの可愛さをしていてとても最高すぎる作品です👍私の語彙力ではこの作品の魅力を書ききれない💦改めてコンテスト参加ありがとうございます!
