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お母さん
…
あんり
お母さーん
あんり
……
あんり
どうしたの？
あんり
ねぇ
あんり
(どうしたんだろ)
あんり
とりあえず、明日何も喋らなかったら、病院行こ
次の日
あんり
お母さーん！
あんり
……
あんり
やっぱり 話さない
あんり
お母さん、今から病院行こ
病院に着いた
お医者さん
とうしたんですか？
あんり
お母さんが、喋らなくなってしまって
お医者さん
…そうですか
お医者さん
……あんりさん、とても悲しいですが
あんり
……
お医者さん
あんりさんの、お母さんは
お医者さん
もう 長くは、ないでしょう
あんり
え
あんり
え？
あんり
お お母さんは、死んでしまうのですか？
あんり
……
あんり
ど どうして
あんり
どうして？
あんり
何で お母さんが
その時私は、泣き出した
私は、帰っても、ずっと 泣いていた
泣き止まなかった
私は、その時、思った
あんり
(そうだ お母さんより、早く死んだら 良いんだ)
次の日
あんり
……
あんり
お母さん
あんり
やっぱり、無反応で、喋らないんだね
あんり
ねぇ お母さん
あんり
あのね
あんり
もう 絶えられないの
あんり
この生活は、もう嫌
私は、少し笑って
窓を、開けた
あんり
お母さん、天国で
あんり
待ってるよ
あんり
(やっぱり、自殺って)
あんり
(怖いし、悲しい)
私は、飛び降りようと したとき
お母さんが
私の、手を、掴んだ
私は
あんり
……
あんり
お母さん
あんり
止めてくれて、ありがと
泣きながら、私は、言った
あんり
でも 私の、気持ちは、変わらない
お母さんが、それを、聞いたとたんに
手を、放した
1か月
お母さんは、亡くなった
お母さんは、天国に、来た
私とお母さんが、会った
あんり
……お母さん？
あんり
お母さん！
お母さん
…あんり
あんり
(……そっか、お母さん、死んじゃったんだ)
あんり
(でも、ちゃんと、天国に、来てくれた)
あんり
お母さん、来てくれて、ありがと！
お母さん
行くに、決まってるじゃない！
そして、私とお母さんは、天国で、幸せに、なりました
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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