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警察の自分組織の彼

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警察の自分組織の彼

2 - 警察の自分組織の彼

♥

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2021年09月17日

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ルーカ

くっそ……!!!

残された時間は3時間 それまでに拘束を解いて 外に出ないといけない…

ルーカ

(・・・)

いや解くので手一杯か…

下手に動くと体力を消耗して 沢山息を吸う羽目になる。

ルーカ

(できるだけ息を吸わない
ようにしないと……)

〜1時間後〜

ルーカ

………ッ

あたまがふわふわする… ちからがぬける…

〜2時間後〜

ルーカ

ハァ………ッハァ………

できるだけ…すわないように しなきゃ……

ルーカ

なんで……??

なんですっちゃいけないんだっけ?

〜6時間後〜

ガチャ

sha

いやぁ〜、すまんなぁ!!!!!

sha

放置しすぎたわ〜!!

ルーカ

…………・・・

sha

よぉーしよしよしぃ
起きれるかぁ?

ルーカ

………ん

sha

ええ子やなぁ
手、痛かったろ

sha

外すで

ガチャガチャっと 手枷が外され、逃げれる状態となるが そんなことはもう関係なかった。

ルーカ

ありがとう

sha

……ww

sha

(おもろいなぁ…
俺たちが閉じ込めたのに)

sha

フッハハwwほんまw
ええ子になったなwww

ルーカ

・・・???

sha

なんでもないで!!

sha

俺はまだやる事あるから

sha

外にいるエミさんに
部屋に送って貰ってな?

ルーカ

わかった

「じゃ、また後でな〜」と 送り出された

ルーカ

・・・

??

…こんにちわ

ルーカ

!!……こんにちわ

em

エーミールと申します。
部屋までお連れしますよ

ルーカ

・・・

ニコッと微笑むエーミールと名乗る男 この人がさっき言ってた人なんだ。

ルーカ

よろしくおねがいします

em

(さすがシャオさん
しっかり効いているようで)

em

ふはっwおもろいなww

ルーカ

どうしてみんな笑うんだろう

em

ははっwいえいえ

em

しっかりお礼が言える子は
好きですよ?

em

さ、そろそろ行きましょうか

長い廊下に長い階段 一体ここはどこなんだろう

自分は一体誰なんだろう

思い出せるのは名前だけ

怖い

ルーカ

………

助けて

em

………

ルーカ

あ、の…

em

本当に

ルーカ

em

本当になんにも
思い出せないんですね

少し笑みが含まれた言葉だった

ルーカ

自分の名前くらいしか…
ごめんなさい…

em

いえ!!全然!!
ですが……

ルーカ

em

これから先覚えていないと
あなたが大変なので

em

あなたのことを
教えてあげますね

em

1度私の部屋に来ませんか?

ルーカ

!!!はい!ぜひ!!

em

では

em

em

お手をどうぞ

em

どうぞ
そこに座っててください

em

紅茶を入れてきますね

ルーカ

は、はい!

すごく本が多いな… これ全部読んだのかな…

全体的に茶色っぽいテイスト 西洋風…?っぽい感じの部屋だ

em

はい、温かいうちに
飲んでくださいね?

コトッとテーブルに置かれた 紅茶はふわっといい匂いがした

ルーカ

・・・あ

「ありがとうございます」 と言おうとした でも、これを飲んではいけない気がした

せっかくエーミールさんが 用意してくれたのに…

em

……もしかして
紅茶はお嫌いですか?

ルーカ

ルーカ

そ、うですね……?

「嫌い」…なのかな 飲んでないだけかもしれない 飲まず嫌いなだけかもしれない

em

すみません
お嫌いだったとは…

ルーカ

い、いえ!自分も申し訳な

「申し訳ないです」と 続けようとした時だった

em

そうやってあなたも
私を拒絶するんですね

em

あぁ、いけない人だ

em

全て受け入れる人にならなくては

em

だって貴女は…

em

ペット…でしょう?

ルーカ

…はい!

にこやかに微笑む彼女は美しい まるでヴァイオリンの音色のように 何も知らない無垢な音色

今の彼女には【恨み】という感情はない ましてや、私たちに 【感謝】までする始末だ

今の貴女は見ていて とても……とても…

em

滑稽ですよ

彼女には聞こえない声で呟いた

ガチャ……

??

おかえりぃ!!!

ルーカ

自分の部屋に戻ると 黄緑色の迷彩服のフードを 被った男の人がいた。

ルーカ

………

咄嗟に俺は両腕を広げて 抱きしめる準備をした。

??

!!

em

おやおや

ルーカ

ぎゅー……?

??

……………・・・・・・

長い沈黙の後

??

??

ほんっっっっまに
かわええ!!!!!!!!!!!!!

めっちゃ叫ばれた

??

なんやこんなええ子に
なってもうて!!!!!!!!!!!!!!!

??

さっすがシャオロンや!!!!!!
けど…!!!!!けどぉ!!!!

??

アカンこのまま放置すると
悪い虫が来てまう

em

まあまあゾムさん落ち着いてw

zm

これが落ち着けるか!!!!

zm

エミさんも手ぇ
繋いできたやろ!!!!

em

それはルーカさんが怖い
と言ったからですよ

em

【連れてこられて】
なんにも覚えてないんですよ

em

怖がってたら助けるでしょう?

zm

羨ましい!!!!!

zm

なんでルーカの
世話係が俺やのうて

zm

トントンとロボロなんや!!!!!
ふざけんな!!!!!

zm

しかもエミさん
その補助やろ?!

zm

めっちゃええやん!!!!!
変われや!!!!!

em

いやです(ニッコリ)

zm

うわあああ!!!!!(´;ω;`)

ルーカ

あはは!!

zm

em

面白くてつい笑ってしまった

ルーカ

あ、ごめんなさい…

zm

わ……わ……

zm

笑ったああぁ
ああぁああああ!!!!!!!!!!

zm

可愛いいいいいいいいいい
いいいいいい!!!!(´;ω;`)

??

うるさいわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

突然別の声がしたかと思うと 顔に「天」と書かれた布をつけた 背の小さい子供が入ってきた。

??

誰がガキじゃ!!!!!!!
こう見えても大人やわ!!

zm

ロボロの声の方がうるさい!!!!!!!!!!

rb

なんやとぉ?!

em

あ、ロボロさん
お疲れ様です。

rb

エミさんもこんな
ところで何してんねん…

rb

後、グルッぺンが呼んでたで

em

あ、本当ですか?

rb

せや、多分前の
取引のことちゃうか?

em

わかりました。では
私はこれで失礼しますね

胸に手を添え、浅くお辞儀し エーミールさんは部屋を後にした

rb

さて、自己紹介しとらんかったな

rb

俺はロボロ
このひっつき虫はゾムや

rb

お前の話はシャオロンから
聞いてるで

ルーカ

えっと…
よろしくおねがいします

rb

・・・

布越しで表情な何も読み取れないが どこか悲しい雰囲気なのは感じとれた

なんで悲しそうなんだろう…?

ルーカ

…だいじょうぶ?

rb

!!……何がや、なんでもない

zm

ロボロだけじゃなくて
俺にも構えや!!!!!!!!!!

rb

うーるーさいねん
お前は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

rb

だいたいお前はこれから
ひと仕事あるやろが!!!!!!!

rb

はよ行ってこい!!!!!!!!!!

zm

人でなし!!悪魔や!!!!!!!!!!!
ほんまに心無いねんな!!!!!!!

どかッ!!!!!と蹴られ 自分の部屋からゾムが 追い出されてしまった

rb

はよいけや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルーカ

えっと……

rb

心配すな、あんなんで
しょぼくれたりせんよ

ルーカ

は、はい!

「もうおらんよな」とドアの前を確認する 確認し終わると俺と向き合って こう言った

rb

なぁ

ルーカ

?はい

rb

お前の記憶、戻したる

rb

こんなとこおっても
なぁんもいいことない

rb

だから…前のお前について
教えたるって言ったら…

rb

お前はどうする?

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