三角関係

学校での出来事…

俺は席に荷物を置いてから、悠晴のところに行った

モブは悠晴の背中をいきなり叩いた

モブが悠晴の背中を叩いた拍子に悠晴が体勢を崩して倒れそうになった

俺はギリギリで悠晴の腕を掴んで引っ張った から、悠晴を抱きしめている感じになってしまった

俺は慌てて悠晴の腕を離した

俺達は少し気まずい雰囲気のまま、午前の授業が終わり、昼休みになった

俺達は机をくっつけて向き合う感じになった

すると、悠晴がトイレに行ったのを見計らったように智人がやって来た

そう言うと智人は廊下に走っていった

なんか…嫌な予感するな…

しばらくして…

話したいことってなんだろう…

それから、俺達は他愛もない話をしながら お弁当を食べた

そして午後の授業が終わり、放課後になった

悠晴たちは人が少なくなったのを見計らって 教室を出ていった

そして、静かになった廊下から、かすかに 悠晴たちの声が聞こえてきた

会話は所々しか聞こえなかったので、教室のドアに少し近づいてみた

嘘…だろ…?

俺はショックで、ドアから離れた

きっと悠晴は智人と付き合い始めるだろう… そしたら俺は、どんな顔で悠晴と話せば良いんだ?

さっさと、思いを伝えてしまえば良かった…

俺は気がついたら泣いていて、止めようと思っても涙は止まらなかった だめだ…これじゃ、悠晴が戻ってきてもお祝いできない…

ガラッ

俺の涙が止まらないうちに、悠晴が戻ってきてしまった

悠晴は俺が泣いてるのを見て、ただただ側に 居続けてくれた

しばらくして…

俺が返事したのを確認すると 悠晴は話し始めた

悠晴はそう言って寂しそうに笑った

やっぱり…さすがに、付き合うのは嫌か…

悠晴はいきなり、俺を抱きしめてきた

俺達は急に恥ずかしくなって、どちらからともなく離れた

俺達は手を繋いで、一緒に帰った