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さき
そろそろさ
さき
忘れなきゃなあって
さき
思うんだけど
美月
そうすぐ忘れらんないって
美月
そもそも
美月
無理して忘れなくてもいいじゃん
美月
超える人が現れるまで
さき
そんな人いるかなあ
美月
どうだろうね
美月
あたしはなんとも言えないけど
美月
焦る必要はないよ
さき
うん...
さき
でもさ
さき
あいつからしてもさ
さき
ずっと気にしていられても気持ち悪いとか
さき
思うんじゃないかなって
美月
そんなことない
美月
あたしだったら嬉しいよ
美月
思い続けてればさ
美月
戻ってくるかもしれないじゃん
さき
絶対ないよ
美月
うーん
美月
マイナス思考だなあさきは
美月
美月
ねえ
美月
あれって
さき
ん
さき
え
美月の指さす先には...
さき
タケル...？
美月
隣の人
美月
女だよね
さき
うん
さき
あの子がいたから...
さき
そっか...
美月
さき？
さき
ううん
さき
あの子かわいいね
さき
そりゃあたしが振られるわけだよね
さき
あの子のことが好きになったから
さき
あたしなんかどうでも良くなったんでしょ
美月
さき
さき
ごめん
美月
今日はもう
美月
終わりにしよっか
さき
そうだね
さき
ごめんね、なんか
美月
ううん
美月
美月
気が向いたらさ
美月
連絡とかしてみなよ
美月
あんまり気にしすぎないでさ
美月
やりたいことやんなよ
さき
うん
さき
ありがと
さき
じゃあね
美月
うん
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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