あなたの真っ直ぐな視線が嬉しかった
もう1度だけで良いから、俺の事見てくれませんか…?
天羅 優紀
柊木 ○○
天羅 優紀
柊木 ○○
昨日から始まった 放送委員のハマっている特集がお昼の放送からながれる
天羅 優紀
柊木 ○○
優紀がそうだね、と合図地を打ってくれながら、時計を眺めた
天羅 優紀
天羅 優紀
柊木 ○○
2人で急ぎめにお弁当のおかずを口に放り込む
もぐもぐ、と頑張っていると、スピーカーから放送開始の音楽が流れてきた
間に合わなかった…
佐原 紫苑
咳払いが聞こえ、それと同時に音楽が止まる
佐原 紫苑
佐原 紫苑
佐原 紫苑
クラスの中にいた人達は、一気に静かになって放送に耳を傾けた
佐原 紫苑
クラスの人
いきなりシュールな話から始まったよ…?! 大丈夫なの、これ?!
佐原 紫苑
佐原 紫苑
天羅 優紀
柊木 ○○
オーギット。 前世での私の髪色だ 今は太陽に透かすと薄ら見えるほどなんだけど… 同じような人がこの学園に居るのかな?
佐原 紫苑
天羅 優紀
柊木 ○○
1文、1文温かい声で読み上げる紫苑くんはやっぱり優しい人なんだな
そんな事を思かながおかずを頬張る
佐原 紫苑
紫苑くんの声が少し途切れた
クラスメイトたちはスピーカーを見つめた
私もスピーカーを見つめた
どうしたんだろ…
佐原 紫苑
紫苑くんの声が小さく響いた
佐原 紫苑
スピーカーから流れた本音を聞いて
私はまだ残っているお弁当から顔を上げた
天羅 優紀
柊木 ○○
そう言って 教室を飛び出す
クラスメイトたちの黄色い声が響いた
放送室は私の教室から1番遠いけど
いつもなら、歩く廊下を走った
職員室から仁井先生の顔がひょこっと出てきた
柊木 ○○
仁井先生
仁井先生
柊木 ○○
放送室のドアを開いた
もうスピーカーから声は流れてない
ただ
顔が真っ赤な紫苑くんが振り向いた
佐原 紫苑
子椅子に座ってるから今日は、わの方が背が高い
抱き締めても真っ赤な顔は見えないや
佐原 紫苑
柊木 ○○
そういたずらっ子のような笑顔をした
佐原 紫苑
柊木 ○○
はいと頷き 今はちゃいますよ?!と弁解する
くすり、と微笑むと紫苑くんは少しヤケになって叫ぶ様に言った
佐原 紫苑
最後まで見て頂きありございました
コメント
2件
こんな…放送で言われちゃ……困るやんけ←お前に言ってねぇよ 先生すこ。ワイもこんな青春してぇぇなぁ(無理)