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カクテル
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ATTENTION 🌟さんで病気パロです。 苦手な方は避けてください。 エセ関西弁です。 似ている作品があったらすみません。 誤字脱字があるかもしれません。
カクテル
カクテル
カクテル
あなたの余命は、 約10年から15年です
人より短くなってしまった人生。
後悔しないように生きよう!
やりたいことを全部やろう!
なるべく他の人に迷惑をかけない ように。 大切なものは作らないように。
...忘れていくのが辛いから。
そのはずだったのに、いつの間にか 迷惑ばかりかけて、 大切なものばかりできて...
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いきなりグループLINEに 送られてきたメッセージ。 徐々に既読が増えていく。 そのメッセージの意味が 全く理解できんくて...
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まだ混乱している 頭を置いてきぼりにして、 こえの家へ向かうべく 準備をはじめた。
気持ちがこの混乱の答えを探そうと しているのか、 準備はいつもの倍の速度で終わり すぐに家をでた。
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待ち合わせ場所に まだ誰もいなかったため、 早く来すぎてしまったことを 後悔する。
でも少し待つだけで すぐに聞き覚えのある声が 名前を呼んだ。
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周りを見渡して いつものメンバーが足りないことに 心配を覚える。
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しばらくすると、 同じく聞き覚えのある ここにはいない メンバーの声が聞こえた。
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そう言って笑うくにおの目が いつもと違うことに違和感を覚える。 ...どこか無理して笑っているような。
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涙を流しながら だんだんと俯いていくにおの姿を 見つめる。
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疑問を解決したい、 早く安心したい、 そんな気持ちが足取りを急かした。
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いざ目の前に来ると 不安が足取りを重くする。
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顔色が悪く、 つまりつまり言葉を紡ぐ姿に 心配を覚える。
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全員の決意を胸に インターホンを押した。
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しばらくすると、 物音を立てながら音が近づいてきて ドアがゆっくりと開いた。
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こえを目の前にして 色々な気持ちが込み上げてくる。
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普段は見ない、 こえのぎこちない姿に 冷静さを取り戻す。 またそれと同時に、 違和感も覚えた。
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困っているこえを 助けるようにゆうくんが 話を切り出す。
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みんなが頭に疑問を抱えながら 中に入らせてもらう。
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あなたの名前は 「Coe.(こえ)」です。
あなたは若年性アルツハイマーを 患っています。
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癒し組は状況を理解したよう だった。 そしてその姿を見て 辛い現実だということが 考えられる。
朝起きたらまず机に置いてある 小さな板のようなスマホを 開きましょう。 そして𝕏というアプリを起動させ 入力というところに 「おはちむ(՞っ ̫ _՞)ᐝ」と入力して ポストというボタンを 押してください。
それを終えたらメモという アプリを起動させ、書いてあることを 確認してください。
メモに書いてあることを 把握出来たら アルバムというアプリを起動させ、 メモの内容と照らし合わせて ください。
そして情報が理解できたら、 メモにある予定は必ず終わらせて ください。
これでして欲しいことは 全部です!!! 残りの時間は今日のこえがしたいことをしてください!!! ps.周りに迷惑をかけないように!! こえより
部屋いっぱいに 貼られている紙を見て 絶句した。
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少しれるたちを恐れているように こえは紙を差し出した。
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メンバーへ これを読んでるってことは ちゃんと未来のこえが渡したんだね。 僕は8年前から若年性アルツハイマーという病気を患っていました。 こんな形で伝えることになって ほんとにごめん。 どんな病気かを簡単に言えば どんどん記憶を失っていく 病気らしいです。 あとこの病気は余命10年から15年 と言われているみたいです。
こえが選択した決断は 正しく、 現実はれるたちが 想像していたようなものでは なかった。
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俺はこの病気のことを 8年前に知って、短い余命の中で 自分の好きなことをしたいと 思いました。 だから昔から得意だった歌をいかして 歌い手を始めたんだ。 最初は迷惑をかけないために 1人でやっていこうと思ってました。 でもだんだん欲張りになっちゃって。 その時忘れていくのが辛いから、 あんまり人と関わらないように してたけど、人と関わりたくなって みんなをグループに誘いました。
言われている余命からまで あと2年から7年です。 もう俺はグループを続けられないと 思います。 だからこと後のグループのことは みんなに任せます。 今の俺にも、今みんなが一緒にいる こえも考えられないです。 だってすたぽらが大好きで 本当ならずっと続けたいから。 俺から始めたことなのに 最後全部みんなに任せてごめん。
最後にこえからのお願いです。 これは我儘だし、きっと辛いこと だから無理にとは言わない。 でももし聞いてくれるなら 俺が死ぬまでそばにいてください。 みんなと一緒にいたいっていうのが 俺が最後に残ったやりたいことです。
俺は本当にみんなが大好き。 俺はみんなといる時が 1番幸せだったよ。 ほんとに今までありがとう。 迷惑かけてごめん。 悲しませてごめん。 今までみんながくれたこと返せなくて ごめん。 辛いことさせちゃってごめん。 忘れてごめん。 みんなが幸せになる魔法 ちむちむりーん!!! こえより
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手紙を読み終わった頃には 視界が滲んでいて、 みんなが涙を流した。
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俯いていたくにおが 勢いよく顔を上げる。
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くにおは勢いよく こえの腕を掴み、上下に振った。
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そう言って膝から 崩れ落ちていくくにおを、 こったんが肩を寄せて並ぶ。
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くにおが落ち着いたことを 確認して、 まだ理解が追いついていない 不安そうなこえに 優しく声をかける。
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医療知識のあるゆうくんが こえくんの回答を誘導する。
そしてこえは静かに頷いた。 その姿はまるで子供の頃に 戻っているかのようだった。
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周囲を見渡しおそらくスマホを 探していたこえが ゆうくんの指先に視線を合わせ、 またこえは静かに頷いた。
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そう言って机の上に置いてあった スマホをゆうくんが 手渡ししてくれる。
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背中を優しく撫でながら 顔を覗き込むように 声をかける。
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メモ、アルバム... こえのスマホに記録してあること 全てを確認した。 色々なことを詳細に まとめていることから 随分と前から先を見越していたのだと知った。
全てを確認し終える頃には 視界が滲んで見えなかった。
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俯いて自分を攻めているくにおに 強い言葉をかける。
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行き場のない不安や怒りを 全て病気のせいにして、 目の前にある現実に涙を流した。