テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

一覧ページ

それでも君の傍に居たい

第15話 - 第15話

303

2025年02月01日

#創作BL

#BL

ﾎﾟｸﾎﾟ‪さん

梓冴

零依？分かるか？

零依

う、ん

梓冴

もう外だからいっぱい息吸っていいからな

零依

ｷﾞｭｯ((掴

零依

もうちょっと、このままでい、い？

梓冴

うん、良いよ

梓冴

怖かったよな、

梓冴

中々探すのに手間取った、ごめん、

半年前だとしても

何時だろうと

零依は炎がトラウマになってるはず

もっと早く気付いとけば、

零依

、ありがとう

零依

助けて、くれて

零依

怖、かったから

梓冴

うん、

梓冴

ごめん、な

梓冴

(痛ｯ、)

梓冴

(そうだ、俺、ガラスの破片刺さってんじゃん、)

零依

梓冴、傷が、

梓冴

大丈夫、俺は

零依

、！

零依

ｷﾞｭｯ((

零依

僕が、やだ、

零依

梓冴が傷ついてるところ、見たく、ない

梓冴

、！

梓冴

、涙

救急車

ﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟｰ

救急隊員

怪我人はいませんかー！！

梓冴

あ、

梓冴

ここです！

救急隊員

！

梓冴

この子co2沢山、吸ってると、思います

救急隊員

分かりました。ありがとうございます

救急隊員

、！貴方もガラス片が！

梓冴

うｯ

梓冴

ﾊﾞﾀｯ((

救急隊員

担架二つ持ってきてくれ！

救急隊員

早く！！

ピッピッピッピッ…

梓冴

…

梓冴

、？

梓冴

(ここは、病院か、)

看護師

起きましたー？

梓冴

、はい

看護師

良かったですー

看護師

伊代さんは深くガラスが入ってなかったので

看護師

すぐ取り除けたらしいですよー！

梓冴

、そうですか

看護師

あ、もう一人の櫻葉さんは

看護師

意識はあるんですけど、今は寝ていますよー

看護師

また起きた時に行ってあげてくださいねー

看護師

じゃ失礼しましたー

梓冴

、

梓冴

良かった、

梓冴

無事そうで、

理仁

ｶﾞﾗｶﾞﾗ((

梓冴

、！

梓冴

、

梓冴

…何しに来た

梓冴

零依なら、違う部屋だぞ

理仁

違う

理仁

そんなこと言いに来たんやない

理仁

ごめん伊代。

理仁

俺櫻葉君のこと好きやってん

理仁

だから二人に別れて貰えるように仕向けとった

梓冴

、！

梓冴

やっぱりお前か、

理仁

あぁ、

理仁

でも、あん時見て思った

理仁

俺には越えられへん

理仁

二人には信頼、愛だけじゃないって

理仁

二人には俺が持ってない縄の様な絆を持ってた

梓冴

、

理仁

だって普通の人間やったら

理仁

あんな火でボワボワな所突っ走って行かんもん笑

理仁

やっぱお前ゴリラやな笑

梓冴

、

理仁

櫻葉君だって、お前のこと信じてるから

理仁

服強く握りしめてた、

理仁

だから俺には二人は越えられない

理仁

いじめてごめん。伊代

梓冴

、

梓冴

…お前それ零依にも言うのか？

理仁

言うつもり、

理仁

俺のせいで辛くなってんもん

梓冴

…絶対言うなよ

理仁

え、？なんでなん？

梓冴

零依はそういうのが1番嫌いだ

理仁

、

梓冴

これは俺達だけの秘密だぞ

梓冴

理仁

、！

理仁

うん、ごめん、涙

梓冴

げ、お前泣き顔キモイ

理仁

あ"！？

梓冴

あーうるさいうるさい

梓冴

一応病人な？

理仁

ゴリラの間違いやろ笑

梓冴

は？お前マジで覚えとけよ

理仁

笑

理仁

…

理仁

…うっし、じゃあ俺帰るわ

梓冴

またな

理仁

、！

理仁

おう！ほなな！

理仁

ｶﾞﾗｶﾞﾗ((

ピッピッピッピッ…

梓冴

…

零依

ん"、

梓冴

、！

梓冴

零依？

ここ何処だ？

あ、病院か、

零依

梓冴、？

零依

何で、

梓冴

ごめん、

梓冴

俺あの時ちゃんと伝えられなかった

零依

あの時って、

梓冴

１ヶ月前の、あの時

梓冴

あれ実は

梓冴

ナンパされてる所を幾つか撮られた写真なんだ、

零依

え、？

梓冴

腕組んできたりしたのも、ベッタリくっついてんのも全部

梓冴

ナンパされた時のやつなんだ、

零依

そんな、

零依

僕が、勘違い、してただけ、？

梓冴

、

梓冴

ごめん、俺がちゃんと伝えなかったのが悪かった、

零依

う"ｯ、うぅ…涙

零依

僕、嫌われたってｯ、

零依

僕よりｯ、良い人がっ、いるって

零依

思って、涙

梓冴

ごめん、零依、

梓冴

あのさ、もし良ければ、

梓冴

これからも俺の傍に居てくれる？

梓冴

こんな俺だけど、

零依

ｽﾞﾋﾞｯｯｯ((

零依

こんなのじゃない！

零依

それでも！

零依

それでも梓冴の傍にいたい！

梓冴

、！？

梓冴

ありがとう、零依、涙

梓冴

愛してる、

零依

えへへっ

零依

僕もｯ！

あれから5年後

零依梓冴 23歳

梓冴

れーいっ

梓冴

何してんの？

零依

んー

零依

買い物行くから野菜あるか確認してるー

梓冴

俺も行きたい、

梓冴

行ってい？

零依

良いよー

梓冴

ﾁｭｯ((

梓冴

ありがと

沢山の出来事が

思い出となって今に残る

辛かった事

楽しかった事

人によっては

消えたいと思った事

過去の自分達が今に教えてくれた

大切な人の傍に居たい、

大切な君の傍に。

そういう事を

それでも君の傍に居たい～完～

ご愛読頂きましてありがとうございました！
これにて[完]です…
またどこかでお会いしましょうね！
じゃーお疲れ様したー！！
Byﾎﾟｸﾎﾟさん

この作品はいかがでしたか？

303

3件

他の作品も読みましたぁっ、全てが神作すぎて、、、天才っすね、

ﾎﾟｸﾎﾟ‪さん

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

それでも君の傍に居たい

第15話 - 第15話

作者の他の作品すべて見る

#創作BLの新着小説
一覧

関連するタグ

それでも君の傍に居たい

第15話 - 第15話

作者の他の作品すべて見る

#創作BLの新着小説一覧

関連するタグ

#創作BLの新着小説
一覧