僕は産まれた時から産まれてきた事を拒まれた子供だった
もっと言えば多分、性が決まった時から...と言った 方が正しいと思う。
シンジ
僕の両親は妊娠する前から子供は姉妹が欲しい...と言っていたらしく、双子を妊娠してからは誤った知識で「双子は性別はどちらも同じだろう...」とか思い込んでいた。とんだ馬鹿だ
そして、僕の体が双子の妹の「レイ」の体に隠れたいたせいで最後まで性別が分からなかったのも原因の1つだ
それ故に僕が...男として産まれてきた時の失望感計り知れない物だったんだろな...
シンジ
レイ
シンジ
レイ
シンジ
シンジ
そんな僕にはどうしても忘れられない初恋の人がいる。
シンジ
レイ
シンジ
レイ
シンジ
レイ
シンジ
レイ
シンジ
シンジ
レイ
シンジ
レイ
シンジ
レイ
その子は未だに男の子か女の子かわかんない
でもどちらにせよ美しい...
白い肌に髪..ルビーの様な瞳と外にハネている可愛い髪... それでもどちらでも捉えられるくらい可愛くってゾッとする程綺麗な子だった
最初はそんな彼女(?)を遠巻きに見ているだけだったが、あっちから「一緒に遊ぼ!」って言い出し遊ぶようになった
でも何回か一緒に遊ぶ度、彼女の綺麗な容姿にそぐわず、生意気で自由奔放な所とか、何かある度に「シンジくん!」って笑顔で話しかけて来る所とか意外にも優しくって、不器用だけれど面倒見がいい所とか....そんな彼女に僕は恋に落ちた
けど初恋は長くは続かない。 初恋の彼女は僕のいる所から遠く離れたとても辿り着けない遠い国へ行ってしまった。
別れる時、僕は初めて彼女の前で泣いた、それはもう一生分の涙をながしたんじゃないかと思う程泣いた。好きな子の前では絶対に泣かないって決めたのに..彼女が僕から離れて行ってしまう事が、幼かった僕には仕方がない事だと分かっていても嫌だった
寂しくて
哀しくて
辛くて...
心が痛かった
シンジ
シンジ
シンジ
シンジ
シンジ
そんな僕を見て渚ちゃんはいつもは泣き虫な癖に、この時ばかりは泣かずに僕の瞳を見つめ真剣な顔をしていた。
カヲル
シンジ
渚ちゃんの白い肌が耳まで赤に染まってく
カヲル
気づけば僕の手は彼女に両手でしっかりと握られていた
カヲル
シンジ
レイ
シンジ
レイ
シンジ
レイ
いつかまた会えたらいいな...
僕の初恋の子
シンジ
レイ
シンジ
レイは朝にものすっごく強い
だから毎朝起こしてくれる
レイ
シンジ
レイ
シンジ
レイ
朝ごはんやお弁当の準備をしているとレイが口を開いた
僕達の学校は寮がある共学だだから一緒に暮してる
僕はいいとして、両親はレイが家から離れるのをとても嫌がったが、いつもは強く意見しないレイが珍しく強気になり寮入りを希望したため、渋々ながらも僕達の寮入りを許可した
レイに理由を聞いてみると
レイ
....らしい。ざまぁみろクソがw
シンジ
レイ
シンジ
シンジ
レイ
シンジ
この発言からしてそいつ凄い美形なんだろな、レイに騒ぐ男子、そいつに騒ぐ女子...レイがある意味可哀想だ
レイ
シンジ
ギュ
シンジ
ギュ(抱きしめ返す)
シンジ
シンジ
レイ
シンジ
レイ
シンジ
レイ
シンジ
レイ
シンジ
レイ
シンジ
レイ
シンジ
シンジ
シンジ
アスカ
シンジ
アスカ
シンジ
シンジ
タッタッタッ
タッタッタッ
アスカ
キャーッ!!!
コッチムイテェーッ!!!
シンジ
ガラガラッ
シンジ
レイ
シンジ
レイ
レイ
アスカ
カヲル
カヲル
シンジ
するとその転校生は僕を見るなり何故か溢れんばかりの喜びを抑えきれない様な顔をして、こちらへ向かってくる
シンジ
シンジ
カヲル
シンジ
アスカ
レイ
シンジ
シンジ
カヲル
シンジ
いや、ちょっと待て? まるで銀貨の様な髪、ルビーみたいな瞳、雪のように白い肌...約束..シンジ..くん
カヲル
シンジ
シンジ
カヲル
シンジ
待って、本当に待って。だ..だって僕の記憶の中の渚ちゃんは女の子...でも目の前の男は渚ちゃん..つ..つまり渚ちゃんは、
カヲル
シンジ
「「「お、お嫁さんんんんん!?」」」(一同)
シンジ
カヲル
次の日、瞬く間に噂は広まった
なんでも、王子の様な転校生が学校3大イケメンの1人、碇シンジに公開プロポーズをした挙句、公共の場で堂々とキスしたらしい。さらにその近くにいた碇レイ、惣流・アスカ・ラングレーにビンタとアッパーカットを食らったらしく挙句の果てにはキスした本人からもグーパンをお見舞いされたとさ
この時、噂を聞いた生徒達はこう思った。
頑張れ転校生!セコムに負けるなッ....!!
まだまだ碇シンジを巡った戦いは終わらない...
コメント
3件
(ΦωΦ)腐腐腐…
ぎゃー!!初見でコメント失礼します!! 見事にベーコンレタスで、どストライクです!!!!ご馳走様ですぅー!!