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12月の最終週
クリスマスも終わり 世間はお正月ムード
高校の冬休みも 今日で2日目
私はまたあの公園に行く
初めて出会った頃を 思い出していた
終業式が終わり お昼の電車に乗る
華音/ハナネ
海奈/ウナ
海奈/ウナ
華音/ハナネ
海奈/ウナ
華音/ハナネ
華音/ハナネ
海奈/ウナ
海奈/ウナ
華音/ハナネ
華音/ハナネ
眠い…とか思いながら
何か忘れている事に気が付く
海奈/ウナ
華音/ハナネ
海奈/ウナ
華音/ハナネ
華音/ハナネ
海奈/ウナ
海奈/ウナ
華音/ハナネ
華音/ハナネ
海奈/ウナ
華音/ハナネ
華音/ハナネ
海奈/ウナ
海奈/ウナ
次は★★駅 ★★駅 お降りの方は前車両の1番前から お降り下さい
海奈/ウナ
華音/ハナネ
降りたのはいいのだが どうやら無人駅らしい
時刻表を確認する
海奈/ウナ
塾には間に合わないようだ
無人駅なので 当然時間潰しになるような 施設は駅内に無い
気分転換も兼ねて 散歩することにした
海奈/ウナ
途中にあるのは自動販売機のみ
公園までブラブラ歩いてきた
畑や田んぼが広がっていた
海奈/ウナ
公園のベンチに1人
男の子が座っている
海奈/ウナ
雪
不意に目が合い お互い気まずくて逸らす
雪
雪
海奈/ウナ
海奈/ウナ
雪
海奈/ウナ
雪
海奈/ウナ
断る理由も無く 時間つぶしになるかと 拳3個分空けて隣に座る
海奈/ウナ
雪
海奈/ウナ
雪
不審に思われないようにだろう
慌てて理由を付け足す
雪
雪
海奈/ウナ
海奈/ウナ
雪
不思議な雰囲気の子だった
恐らくブルベ冬だと思われる肌の色
黒い髪の毛に 濃いまつ毛に縁取られた一重の目
海奈/ウナ
ふと疑問を口に出す
雪
困ったように微笑みながら呟く
海奈/ウナ
雪
海奈/ウナ
雪
雪
雪
何故か1人だと言い張る男の子
家族だって居るらしい
それにもう1つひっかかる
海奈/ウナ
海奈/ウナ
雪
雪
海奈/ウナ
海奈/ウナ
男の子はゆっくり立ち上がる
本当に透き通った肌だ
血の気が無いという方が 正しいのだろうか
雪
雪
雪
海奈/ウナ
海奈/ウナ
雪
雪
海奈/ウナ
海奈/ウナ
雪
雪
海奈/ウナ
本当に何を言い出すのだろうか
こうして今話しているというのに
雪
雪
海奈/ウナ
ヒヤリと体温が下がったように感じる
海奈/ウナ
海奈/ウナ
雪
雪
雪
海奈/ウナ
不思議と受け入れたような 質問をしてしまう
血の気の無い顔を見ると 幽霊だという説に 信ぴょう性が増す
雪
雪
雪
雪はその後 雪が降り始めると 家族に無視されること
どうやら見えていないこと
冬が近づくにつれて 食欲が無くなっていくことを話した
雪
雪
海奈/ウナ
ずっとああやって ベンチに座って冬を過ごしてきたのだろう
想像すると 可哀想に思えてきた
海奈/ウナ
雪
雪
雪
海奈/ウナ
海奈/ウナ
雪
海奈/ウナ
雪
雪
寂しそうに微笑む雪
海奈/ウナ
海奈/ウナ
私たちの集合の合図は
雪