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彩希
あの後 私と奏斗は 会話が続かなかった
彩希
奏斗
奏斗
────あの時俺は
何で
何で
『 好き』って 伝えられなかったんだ
奏斗と話しづらい
奏斗も気まずい 顔をしてる
でも…テストが終わったら
夏休みに入る
ずっと…
話さないなんて…やだよ
────もっと 笑顔を見たい もっと 話したい
奏斗からじゃなくて…私から 話しかけないと…
彩希
彩希
奏斗
彩希
奏斗
────ありがとう 奏斗
彩希
夢
彩希
夢
彩希
夢
彩希
夢
彩希
夢
彩希
夢
彩希
2人きりの時間が近づいてくる
不安だな…
奏斗
彩希
奏斗
彩希
彩希
彩希
彩希
奏斗
奏斗
彩希
彩希
奏斗
私と奏斗は2人きりの道で 話した
奏斗
彩希
彩希
奏斗
彩希
奏斗
────やっと 奏斗の笑顔が見れた
でも…もうこの時間が終わる
奏斗
彩希
奏斗
彩希
奏斗
彩希
────いつも通りの奏斗に 戻ってくれてよかった
6月5日
学力テスト
早く来た学校
そこには奏斗がいた
彩希
奏斗
奏斗
彩希
2人だけの教室 私と奏斗の声だけが 教室に響き渡る
先生
先生
先生
学校内にシャープペンを 書き進める音が響く
1日がやっと終わった
テストが終わると夏休みがくる
7月24日までまだ時間はある
奏斗と隣にいたい
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