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touya
そうささやきながら甲斐田くんの顔を覗き込むと、蕩けた表情の甲斐田くんが僕を上目遣いで見上げる。
haru
これは暗示。たぶん甲斐田くんは自分はそうなのかも…って思い始めてると思う。 甲斐田くん、催眠とかもかかりやすいしなぁ…。
洗脳だって?人聞きが悪いなぁ。どっちだっていいけどさ。 甲斐田くんがMに目覚めたとしても僕が得するだけなんだからべつにいいじゃん。
touya
僕はまた甲斐田くんの唇に舌を滑り込ませる。 甲斐田くんの腕が僕の背中に回される。
haru
艶めかしい吐息が甲斐田くんからこぼれる。自然と僕の息遣いも荒くなる。
舌を絡めあうキスって、性交(セックス)の領域なんだなぁなんて考えながら、パジャマのボタンを外し、甲斐田くんの身体に舌を這わせていく。
この服、脱がせやすいんだけどそこまで考えてたのかな…。さすがに偶然かな?
haru
甲斐田くんは触れる度、身体をピクリと震わせ、吐息を漏らす。
綺麗なんだよなぁ。顔も。髪も。指も。すべて。
愛おしい。って本気で思った。
ボタンを外し切って、甲斐田くんの裸体があらわになる。 昂ぶりつづけたままの甲斐田くんのモノに、僕はそっと口づけた。