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最初は軽いキスだったのに、 少しずつ深いものになっていく…

藤澤

元貴、ごめん…僕、我慢出来ないかも。

唇を濡らして顔を赤くする涼ちゃんが可愛いと思ったのも束の間、ぼくはいつの間にか涼ちゃんにお姫様抱っこをされ、涼ちゃんの部屋のベットに押し倒されていた。

大森

…涼ちゃん?

藤澤

なに?

大森

なんでぼくが押し倒されてるの…?

藤澤

…だめ?

涼ちゃんはそう言うとぼくが好きな笑顔でニコッと笑った。

ここでそれはズルいって…

絶対確信犯じゃん…

大森

…いいよ、おいで。

ぼくは、覚悟を決めて涼ちゃんの首の後ろに手を回した。

藤澤

ふふっ。元貴って、本当に変わらないね。

大森

ねえ、それ再会した時にも言ってたけどさ…
ぼくってそんなに子供っぽい?

なけなしの男らしさを出したつもりだったのに、子供扱いされた気になり、少しムッとしてしまう。

藤澤

え!違うよ!

藤澤

再会した時は小さい頃と変わらず、僕のこと気遣ってくれて、頼りになる所が変わらないなって思ったんだよ?

藤澤

昨日も、直ぐに僕を助けてくれて凄くかっこよかった!
僕が虐められてたら元貴いつも助けに来てくれたよね。

藤澤

それで、今のは…いつも結局、僕のワガママを聞いてくれる優しいところが変わらないねって意味!

藤澤

元貴は小さい頃から僕のヒーローだったんだよ。

涼ちゃんがぼくの事そんな風に思ってたなんて知らなかった。

嬉しいけど、過大評価されている気がして、恥ずかしくなり顔が赤くなる。

藤澤

実家で見たアルバムの僕が泣いてた写真覚えてる?

大森

え、うん。

大森

でも、涼ちゃん覚えてないって。

藤澤

覚えてるよ。
僕だけ覚えてたら寂しいなって思ったから覚えてないふりしたの。

涼ちゃんが覚えてなくて、ぼくは寂しかったと伝えたら、少し笑いながらごめんね、と涼ちゃんが言った。

藤澤

あの時さ、戦隊モノの主人公の人見て、カッコイイ!もっくんみたいって言おうとしたのに、最後まで言う前に元貴に嫌いって言われてさ〜。

涼ちゃんは、凄く悲しかったんだよって大人になったぼくにクレームを入れてきた。

てか、紛らわしい事言うなよ!

でも、ぼくって昔から早とちりしてたんだな… 確かに今と全然変わってないや…

そっと心の中で苦笑する。

藤澤

あ!あとさ…

これ以上ほっといたら、何時間でも思い出話しそうな勢いの涼ちゃんを止めに入る。

大森

ねえ、まだシないの?

大森

ぼくだって、好きな人とこんな近くに居たら限界なんだけど?

藤澤

…僕の旦那様がカッコよすぎるっ。

大森

…でも、初めてだから優しくして。

藤澤

…!

藤澤

ごめん、あんまり煽んないで。

ぼく達は、すれ違っていた日々を埋めるように、そして、お互いの想いを確かめ合うように何度も抱き合った。

初恋は実らないなんて誰が言ったんだろう。

そんなデマを広めたやつに言ってやりたい。

初恋を実らせたぼく達は、 今、世界中の誰よりも幸せだって。

END

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