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時は、軟体暦2036年.......
暗殺事件以降、ユーリ・グリゴリエーヴィチ・ペトロスカという偽名で、死を偽装して生きていたBLACKBIRDは突如として、全世界に自らの生存を公表した。
BLACKBIRD
それと同時にまた、アレクサンドル・ウラジーミロヴィチ・トヴァーリンというかつての名を名のり、メタル・プレデターの統括本部長として、再び表舞台に舞い戻る。
これが幸福の知らせだったのか、恐怖の時代の序章であったかは、おびただしい流血とともに、後日、知ることとなる.........
BLACKBIRD
アレクセイ・ヴォルコフ
BLACKBIRD
アレクセイ・ヴォルコフ
BLACKBIRD
BLACKBIRD
BLACKBIRD
時を遡ること数か月前.......
ズカフェノフスキー
レムノフスキー
ズカフェノフスキー
レムノフスキー
ズカフェノフスキー
レムノフスキー
ズカフェノフスキー
レムノフスキー
ズカフェノフスキー
レムノフスキー
ズカフェノフスキー
レムノフスキー
ズカフェノフスキー
軟体暦2035年の末......世界統一防衛軍第6代大元帥ピョートル・ガルメニョーノヴィチ・ズカフェノフスキーの名のもとに、一つの伝令が出される........
ズカフェノフスキー
”噂”とは、トヴァーリンは実は生きていて、旧知の仲間に呼びかけ謀反を企てている、というものであった.......
そこで、ズカフェノフスキーは、以下のものを左遷した.......
陸上軍総司令官、ガイレス・ジョセフ・テイラー・パットン元帥、 装甲擲弾兵部隊総隊長、フリードリヒ・ヴィルヘルム・フォン・エルネスハイム上級大将、 海軍司令長官、ニコライ・ペトロヴィッチ・プラトノフ元帥、 航空軍総指揮官、グエン・ティロップ・ゲー元帥........
さらには、第88独立空戦隊は”危険分子”として解散処分となり、隊長のニコライ・アレクサンドロヴィチ・メキサノフ元帥、副隊長のグエン・バン・フェロー大将は左遷された........ 上記のいずれも、かつてトヴァーリン時代に信頼の厚かった部下たちであった........
当然、隊員らは断固反対した。
隊員A
隊員B
隊員C
当然のことながら、ズカフェノフスキーはこうした運動を厳しく取り締まり、反対するものは営倉にぶち込んだ。
だが事態は収束せず........
第88独立空戦隊隊員
第88独立空戦隊隊員B
第88独立空戦隊のエースパイロット
第88独立空戦隊のメンバーも激怒した。さらには、ほかの隊員にも飛び火し、ついに怒りは爆発した........
ズカフェノフスキー
レムノフスキー
ズカフェノフスキー
ズカフェノフスキーは、全員を収容所へぶち込み、厳しい罰則を与え、再教育を施した.......
ズカフェノフスキー
レムノフスキー
これが引き金となり、徐々にズカフェノフスキーへの信頼は失われていく......
そんな中、BLACKBIRDが生きているという噂が広まる........
隊員らは、ズカフェノフスキーを見放し、伝説の英雄を祀り上げようと考えるようになった........
だが、これはBLACKBIRDが仕組んだ、巧妙な情報操作に過ぎなかった......
そしてある日........
レムノフスキー
ズカフェノフスキー
レムノフスキー
ズカフェノフスキー
レムノフスキー
ズカフェノフスキー
レムノフスキー
ズカフェノフスキー
ズカフェノフスキー
レムノフスキー
ズカフェノフスキー
レムノフスキー
BLACKBIRD
ズカフェノフスキー
BLACKBIRD
ズカフェノフスキー
BLACKBIRD
BLACKBIRD
ズカフェノフスキー
BLACKBIRD
BLACKBIRD
ズカフェノフスキー
BLACKBIRD
ズカフェノフスキー
BLACKBIRD
ズカフェノフスキー
BLACKBIRD
BLACKBIRD
ズカフェノフスキー
BLACKBIRD
ズカフェノフスキー
BLACKBIRD
ズカフェノフスキー
ズカフェノフスキー
BLACKBIRD
ズカフェノフスキー
BLACKBIRD
ズカフェノフスキー
通信終了.......
ズカフェノフスキー
レムノフスキー
ズカフェノフスキー
レムノフスキー
ズカフェノフスキー
レムノフスキー
ズカフェノフスキー
かくして、世界統一防衛軍対メタル・プレデターの戦争が始まった.......
しかし、もはや世界統一防衛軍は、その機能を完全にマヒさせていた......
陸上軍では、パットン元帥が敵側で参戦すると見るや、陸上軍は半数以上の隊員が寝返った。
パットン
隊員A
隊員B
パットン
さらには、装甲擲弾兵部隊の元隊員が、エルネスハイム上級大将の側に寝返って、キャリア組の上官を叩き殺し始めた。
エルネスハイム
エルネスハイム
陸上軍は全滅......この戦いは、後に”生血臭の原始戦争”と比喩された......
海軍では、プラトノフ元帥が、メタル・プレデター軍の戦艦ノース・スターに搭乗して参戦。
一方、世界統一防衛軍の多くの隊員たちは、プラトノフを敬愛する者たちだった.......
結果、艦橋でキャリア組と古参兵との乱戦が始まった。
銃撃戦にまで発展し、多数の死傷者がでた.......
ある者は、生きながらにして四肢を切断され、ある者は、海に放り込まれ、またある者は、接舷する艦と艦の間に挟まれ、上半身と下半身を、不幸にも切り離されてしまった........
プラトノフ
結果、メタル・プレデター、海軍の双方とも、無砲撃で決着......メタル・プレデターの勝利に終わった.......
この戦いに名前を付けるとするならば、さしずめ、”無砲撃の流血”といったところであろう......
その後、世界統一防衛軍は後退を重ね、最後には裏切りによって、白旗を挙げて降伏した........
BLACKBIRD
BLACKBIRD
一同
BLACKBIRDは、世界統一防衛軍の大元帥に再び舞い戻る。
第5代大元帥だったズカフェノフスキーは追放され、レムノフスキーは指名手配犯に........
BLACKBIRD
BLACKBIRD
パットン
BLACKBIRD
プラトノフ
BLACKBIRD
エルネスハイム
BLACKBIRD
ゲー
BLACKBIRD
メキサノフ
BLACKBIRD
フェロー
BLACKBIRD
ロック
BLACKBIRD
スミス
BLACKBIRD
一同
一同
一同
BLACKBIRD
ここに、第6代大元帥の時代が始まる........
BLACKBIRD
BLACKBIRDは翌日、全世界に派兵を行い、テロ組織、紛争地域の民兵などを鎮圧し、世界を平定。
世界は安寧を取り戻し、平和の年とされたが、その裏で、罪なき日々も見境なく殺していたことは、誰一人として知らない.......
だが、これを察知していた世界統治機構は制裁を行うも、安全保障不可侵条約を破った世界統一防衛軍によって、瓦解に追い込まれる。
その後、BLACKBIRDは皇帝に即位し、専制君主制のトヴァーリン王朝が成立する........
その日から、世界は変わった......
秘密警察СКМ——世界統一防衛軍監察下国家秩序安全維持内務保安委員会秘密警察課。
BLACKBIRDは人々を徹底的に統制した......
反乱の兆候は、即座に粛清される。 誰が、どこで、どんな言葉を口にしたか。 隣人であろうが、恋人であろうが、疑われた者は戻ってこない。 そして翌朝、彼らの住んでいた家の壁に、赤く大きくこう記されるのだ。 「国家反逆罪」
СКМ隊員
市民
ダーン(銃声)
真っ黒く淀んだ空に、狂ったような断末魔が響き渡る。
だが、誰一人として立ち止まったり、声を上げることはなかった......
なぜなら、言うまでもなく、それは彼らにとって”日常”の一部となってしまったのだ.......
しかし、革命の灯火は、静かに、だが確かに、ともりつつあった.......
後に、”七人の偉人達とその一行”と呼ばれる者たちである........
恐怖の時代は始まってしまった.....だがそれがどんな形で幕を閉じるか......それはほかでもない、この偉人達にかかっている........
テーマ曲:The Guns of Brixton(The Clash) https://www.youtube.com/watch?v=G-n3YlWwhRU&list=RDG-n3YlWwhRU&start_radio=1