赤根葵
_それで~!

古明地こころ(夢主)
へぇ~!

赤根葵
…あっ。私こっちの方向なので…先輩、あと茜くんもさようなら♡また明日!

古明地こころ(夢主)
そうなんだ…さようなら葵!また明日ね~!

葵が手を振って歩いていった。もう少し話したかったけど、私も手を振って葵を見送る
蒼井茜
バイバイ!また明日ねアオちゃん!

茜くんは、大きく手を振って葵を見送っていた。そして2人っきりになった私達は…
蒼井茜
…(内心:…先輩と何話せばいいんだろう…?)

古明地こころ(夢主)
…

蒼井茜
…あの、先輩…

古明地こころ(夢主)
ん?なぁに茜くん?

蒼井茜
先輩って…勉強得意ですか?

古明地こころ(夢主)
うん。得意だよ~

蒼井茜
そうですか…あの、先輩が良かったらなんですけど…僕に勉強教えてもらえませんか?

古明地こころ(夢主)
もちろんだよ~!こころ先輩が教えてあげましょう!!(得意げな笑顔)

蒼井茜
…ふふ。得意げですね。

蒼井茜
ところで先輩って、どんな教科が得意なんですか?

古明地こころ(夢主)
私はね~…苦手な教科は無いけど…特に国語が得意かな

蒼井茜
そうなんですね~…僕は国語が苦手で…数学が得意なんです

古明地こころ(夢主)
へぇ~そうなんだ。じゃあ私が国語も教えてあげましょう!

蒼井茜
良いんですか?

古明地こころ(夢主)
うん、もちろん!

蒼井茜
そうですか…なら、今度勉強会しませんか?

古明地こころ(夢主)
お~…いいね~!じゃあ折角だし、みんなも誘おうよ!

蒼井茜
良いですね。じゃあみんなを誘って勉強会をしましょう

古明地こころ(夢主)
うん。じゃあ場所は私の家で、時間は…13時頃で!日にちは…今週の土曜日でいっか!

蒼井茜
わかりました。じゃあ僕は山吹と源後輩を誘ってきますね

古明地こころ(夢主)
りょーかい!じゃあ私は、寧々と葵を誘ってくるね!

蒼井茜
…会長はどうしますか…?

古明地こころ(夢主)
あー…輝は…誘わなくていっか!なんか面倒くさそうだし!

蒼井茜
そうですね。あの人のことだから、何かしらトラブルを起こすでしょうし。触らぬ神に祟りなしってやつですね

古明地こころ(夢主)
うん!じゃあ誘うのは…寧々と葵、光くんと山吹くんの4人ってことだね!

蒼井茜
ええ。くれぐれも会長に悟られないようにしましょう。バレたら確実に「僕も一緒に行く」って駄々こね出すでしょうし…

古明地こころ(夢主)
輝は駄々こね出すと面倒だからね~…

蒼井茜
本当に…あの人程、面倒な人はいないですよ…

古明地こころ(夢主)
茜くんも苦労してるね~…

蒼井茜
先輩も…会長の幼なじみってことは、何かと苦労があったでしょう…

古明地こころ(夢主)
うん…輝は昔っから面倒だったんだよね~…私が出かけようとしたら「僕も一緒に行く」って言い出すし…無視して置いて行ったら勝手についてくるし…

蒼井茜
(内心:それってもはやストーカーでは…?)…今も昔もヤバいですね会長は…

古明地こころ(夢主)
あはは…今は輝のヤバさに磨きがかかってるんだよね…

蒼井茜
…やっぱあの人、先輩のストーカーでは…?

源輝
…誰がストーカーだって?

「第3話おしまい!読んでくれてありがとうございます。前回、「茜とこころ(夢主)の関係に変化が…!?」と書きましたが、言う程変化無かったですね…。精々、茜とこころ(夢主)が源輝の愚痴を言い合うぐらい仲良くなったぐらいでした…。そして次回では、第3話の源会長視点を書いてみます。二人が愚痴を言っていたのは聴いていた源会長ですが、果たして勉強会の話は聴いていたのか…!?次回に続く!」