あの日から明らかに珠樹は私を避けている
私も何となく話せなくて、もう2週間は経っていた
佳奈
いつから珠樹は私の事を好きだったんだろう
だとしたら、時々見せる悲しい顔は全部、耐えていた顔だったのかと
ずっと苦しませてしまっていたのかと思うと、胸がチクッとする
大和
佳奈
佳奈
大和
大和
佳奈
佳奈
大和
佳奈
暫く歩いて分かれ道に着いた
佳奈
大和
大和
大和
佳奈
大和は佳奈に向き合うと緊張した顔つきで少し屈んだ
佳奈
大和
佳奈
佳奈
ゆっくりと顔が近づいて来て唇が当たる寸前頭に珠樹の顔が過ぎって思わず拒否してしまった
大和
佳奈
佳奈
佳奈
佳奈
大和
大和
大和
大和
佳奈
佳奈
打ち明けてしまった思い
逆に清々しい気分になっていた
もちろん2人を見るのはあまり気分が良いわけじゃないけど、前ほどじゃない
だから大丈夫、2人が手を繋ごうがキスをしようが
珠樹
でも見るのは嫌だから、私は何も見てないふりをして家に帰った
母
珠樹
母
母
珠樹
母
母
珠樹
珠樹
珠樹
母
珠樹
バタンッ
珠樹
ドサッとベッドに飛び込んで枕に顔を埋める
珠樹
ピコンッ
ただ、何も考えずにボーっとしているとスマホが鳴った
名前を見てLimeを起動する
美優
珠樹
美優
美優
珠樹
美優
美優
珠樹
美優
美優
珠樹
珠樹
珠樹
珠樹