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記憶が思い出されつつあるのかっ.
匿名監察記録資料
第五話
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SCP-堕天使の金 実験再び開始されます。
インタビュー対象 SCP-堕天使の金 インタビュアー 匿名No.11研究員
記録開始
匿名「久しぶりだね」
堕天使「まぁな」
堕天使「なぁ、お前、3人から聞いたやろ?」
堕天使「特にどりみーからよ」
堕天使「あとこの会話全部記録者に音声妨害してるから聞こえてへんで」
匿名「…そう」
匿名「あとどりみーってみどりくんのこと?」
堕天使「みどりくんにしたんやな」
匿名「こっちのがしっくり来たから」
堕天使「……」
匿名「まぁみどりくんで合ってんでしょ?」
堕天使「ああ、あと」
堕天使「俺もう未来予測できねぇから」
匿名「え?」
堕天使「未来予測はな、今まで俺らが言ってた”アイツ”がお前ってこともう分かるだろ?」
堕天使「俺らはお前を求めただけなんだよ、求めてここから脱出する為に」
堕天使「……だから、お前と会ったらその能力は使えないんだ」
匿名「あの時からそうだったの?」
堕天使「ああ、だから俺は最後にアイツが××するだけ教えたよ」
堕天使「この実験所が××される日をね」
匿名「……」
堕天使「あとな、俺らこれ以上ヒント与えられへんわ」
堕天使「通信妨害ってのも俺らに負担が掛かる、だから何時までも使える訳じゃないんよ」
堕天使「あと、お前の身体の負担だな、アイツに言われたやろ?脳内をいじられてるから体への負担が凄い掛かるって」
堕天使「お前は大丈夫でも脳は追い付いてないんや」
堕天使「悪いな」
堕天使「色と一番仲良かったアイツの名前で覚え出してくれ」
堕天使「そして俺らが友好的な関係だったのも」
堕天使「それでも思い出せん様ならヒントはまた与える」
堕天使「何としてでも思い出すんだ」
匿名「……わかった」
実験記録完了
結果 失敗
実験繰り返し続けます
匿名No.11研究員は 休憩し、次はSCP-地獄の画の 実験をやってください。
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みどりくんか…
そういや黒パーカーで 顔を見せてくれなかったな
黒パーカー…………?
緑パーカー…
あれ?
なんだろう
この違和感
緑パーカーなんて 何処から来たんだよ
多分……違う
違う……はず?
胸が苦しいなんでだろう
合ってるのかな
訳わかんねぇや
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匿名監察記録資料
第五話
終