限界社畜の俺が君に出会った話

12月29日🌃

もうすぐないこ居ないなるってんのに！！

担当していた重要プロジェクトが 今動き出してしまった

そのせいで2日も潰れた

でも俺はプロジェクトの責任者やし、

絶対に外せないプレゼンだ

あーーーー

やばい、頭真っ白や

いや、ないこで埋め尽くされとる

プレゼンに力が入らない

やっとの事でプレゼンをのりきる

終わったけどまだ終わっていない

残りの仕事も山積み

こりゃあ今日も帰れそうにない

今こんな事してる場合とちゃうのに！！

初兎が後ろからひょこっと顔を出した

初兎は缶コーヒーを差し出してくれた

初兎はなぜか少し考え込んだ

初兎は俺の目を真っ直ぐに見て言った

初兎は優しく、それでいて力強く

真剣な眼差しでこちらを見た

初兎の目元が緩む

あぁ、なんて優しい人なんだ

思わず泣きそうになった

ガチャン🚪

ないこは顔を赤らめて言った

いざベッドに2人入ると……

いや距離近すぎやろ…！？/

意識してんの俺だけちゃうよな、！？

俺たちは向き合った体制で

ないこの顔が近い……っ/

ないこは俺の事を真っ直ぐ見て

俺の大好きな優しい笑顔を浮かべる

ないこはハグしてきた

さらに距離が近くなる

優しい目でこちらを見るないこは

すごくすごく

チュッ

俺の髪を俺の耳にかけながら言う

チュッ

ないこの低い声に包まれて

段々眠気がおそってきた

ないこの大きい手に撫でられて

まどろむ俺の耳元で

優しい声が響く

続く