次の日
九条若子
おはよう
神代空
お、おはようございます
九条若子
ふん、そんなにかしこまら無くてもよい
神代空
で、でも今日大事な儀式?するんでしょ?
九条若子
あぁ
九条若子
でも、だからといって硬くなるな
神代空
わかった、
九条若子
はい、これを着ろ
神代空
これは、
九条若子
巫女服じゃ
九条若子
汝は何色が好きじゃ?
神代空
水色!
九条若子
ふん
九条若子
そうか
九条若子
帯を取りに行くぞ着いてこい
神代空
うん
九条が鍵をつかって部屋に入る
九条若子
ここじゃ
九条若子
この中で好きな色を選べ
神代空
うわぁー!!!
神代空
きれい!
そこには
部屋一面にかかった様々な色の帯があった
九条若子
ちなみに妾の帯はこれじゃ
九条が赤色の帯を手に取る
そのとき、キラキラと輝く帯があった
神代空
!あれは?
九条若子
これか?
水色に綺麗に光る帯
一度目に止まったら他の帯など選べ無いくらい美しい色の帯
九条若子
これにするか?
神代空
うん!
九条若子
わかった
九条若子
こっちに来い着せてやる
この巫女服は私の大きさだと
少し大きいくらいだった
九条若子
どうじゃ
神代空
はわわわ(っ'ヮ'c)
九条若子
ふふふ
神代空
綺麗!
九条若子
そうじゃろう?
九条若子
そしたら
九条若子
今から儀式を始める
九条若子
式部屋に行くぞ
神代空
はい!
神代空
わぁーー!
九条若子
ここに座れ
神代空
はい
九条が深く深呼吸をした
空気が緊張した空気に変わった
九条若子
今から儀式を始める
九条若子
若き巫女の力よ妾の力と共に舞い戻れ悪に変わろうとする龍を打ち天風大社に再び安寧を
そのとき
窓もドアも空いてないのに風が吹き通る
周囲が眩しく光り目をつぶった
九条若子
空、
九条若子
目を開けろ
目を開けたら
掲げた手のひらに
白く光る何かがあった
神代空
何これ
九条若子
これが汝の神の力
九条若子
妾がステータスを確認する
神代空
わかった
神代 空 ステータス 空の力 透明を結ぶ霞 日の輝き 小雨の優しさ
九条若子
なっ!
神代空
え?
九条若子
あぁ、いや
九条若子
(まさかここまであの少女と一緒とは)
九条若子
強いな
神代空
強い?
九条若子
あぁ
九条若子
試しに使ってみないか?
神代空
やってみる!