ユータ
モミさん、才能って何だろう?
モミ
生まれ持った潜在能力のことです
ユータ
すごい才能があったらなぁ
モミ
あるかもしれませんよ
ユータ
どうやったら、引き出せるかな?
モミ
無理に引き出さなくてもよろしいのでは?
ユータ
モミさんは才能があるから良いよね
モミ
誰にだって才能はあります
モミ
得てして、他人の才能には憧れてしまうものです
ユータ
俺の才能に憧れる?
モミ
私は他人の才能に憧れません
ユータ
ほら、それは才能があるから言えるんじゃない?
モミ
そうかもしれません
モミ
でも、才能って、私はそれほど重要視していません
ユータ
どうして?
モミ
なぜならば、一般的に言われる才能というものが機能するのは、
モミ
精々が20歳後半くらいまでだからです
ユータ
そこで成長が止まるの?
モミ
そうですね
モミ
生物としての成長は精々、それくらいまでと言えましょう
モミ
そして、それからは老いていくのみです
ユータ
うわぁ
モミ
悲観しているのではありません
モミ
人間というものは老いてからの方が人生が長いのですから
モミ
そして、人生と勝負するわけです
ユータ
誰と勝負するの?
モミ
そうですね
モミ
過去の人間が作った社会というシステムでしょうか
モミ
強制的に社会に生かされるわけです
ユータ
なるほどね
モミ
社会の中で生きるには才能だけでは不充分です
モミ
自らの努力で自分を高めていかなければなりません
モミ
ですから、才能とはいつか枯れてしまう資源なのです
ユータ
大事に使わなきゃいけないんだ
モミ
そうです
モミ
それよりも努力するスキルの方が重要でしょう
ユータ
それは才能?
モミ
いいえ、スキルとは誰でも習得できること
モミ
重要なのは、自己を高めんとする意志です
ユータ
意志あるところに道あり?
モミ
そうとも言えます






