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アカウント変わりましたが元なーなです……! ぽてさんの作品いつも見てます! 最新話も最高でした!! この作品もどこかえもい感じがして大好きです🥲︎
⚠︎ATTENTION⚠︎ nmmn 序盤🍣くん嫌われ 🍣🐤付き合ってます 通報✕ 地雷さん🔙
ぽて
ぽて
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リスナー
リスナー
リスナー
待って…
待ってみんな…
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リスナー
やだ。やだよ。
ねぇ
俺を置いていかないで。
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グイッ…
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どんっ…!!
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がばっ…!
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薄桃色のカーテン越しに月光が射し込む午前3時半。
俺はいつもの夢を見た。
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最近毎日のように見てしまう夢。
広くて寒い暗闇の中で、大切な人達が俺を置き去りにしてどこかに行ってしまう、そんな夢。
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胃の底からせりあがってくるような吐き気を抑えて立ち上がる。
よたよたとおぼつかない足取りのままドアノブを握った瞬間
がちゃっ!!
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ニットのカーディガンを羽織ったりうらが俺の腕の中に飛び込んできた。
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…華奢であったかくていい匂い。
りうらの存在を肌で感じると、自然に吐き気も退いていった。
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ぎゅう……っ
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白くて細い手のひらが俺の手首を掴む。
まだ震えの残る左腕を隠して、りうらの後に続いた。
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ぎしりと音を立てながら、こじんまりしたベッドの端に腰掛ける。
そのすぐ側で、りうらが座卓の横に膝をついてカップに何かを注いでいた。
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湯気のたつマグカップにぐるぐると蜂蜜をかけていく。
それを見て、俺はりうらがホットミルクを入れてくれていることに気がついた。
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じんわり温かいカップを両手で受け取ると、言われた通り息を吹きかけて冷ます。
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牛乳特有の喉に残る風味にうまいこと蜂蜜がマッチしてて、とにかく飲みやすい。
時間も時間だからか今の俺にはぴったりの味付けだった。
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嬉しそうに笑いながら俺の隣に腰を下ろす。
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肩を揺らしてくすくす笑うりうら。
釣られるように俺の口角もあがっていく。
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会話が止まって、お互いが息をついたタイミング。
突然俺の左手にりうらが手を重ねた。
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……ぁ、
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柔らかくて優しい、
すっと染み込んでいくような声音に涙腺が緩む。
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まごついた俺の説明をりうらは急かすでもなく最後まで聞いてくれた。
話してたらまた怖くなって、零れそうになる涙を必死に我慢する。
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ぎゅ…っ
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震える声でそう囁きながら抱きしめる力を強めてきた。
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背中にまわった手が、小さなこどもをあやすみたいにぽんぽんと上下する。
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りうらの口許がふっと緩む
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壁にかかった赤い丸時計を横目見て小さく笑う。
釣られてそっちに目線をやると、
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りうらの枕はおっきくて
2人で使っても申し分ないくらいの広さだった。
部屋も布団もりうらも、ホットミルクとりうらのいい匂いがして
安心した俺はゆっくりと瞼を閉じた。
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すうすうと寝息を立てて眠るないくん。
布団に入ったらものの数秒で寝ちゃうもんだからびっくりした。
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ないくんのことだから、「彼氏なのに彼女にこんなこと相談したくない」って意地張って溜め込んでたんだと思う。
…でも、ないくんだって人間だ。
誰だって限界はあって当たり前なんだから、もっとりうらたちを頼ってほしい。
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いつだって能天気で変態でうるさくて、
でも優しくて人一倍頑張り屋さんのりうらの彼氏。
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ほんのり赤いふにふにのほっぺにそっとキスを落とす。
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end.