るる
はいはいどうも!毎度お馴染みのるるです!
るる
いや~、今回の話と前回の話は一緒にする
つもりだったんですけどね~。
つもりだったんですけどね~。
るる
タイトル名がむずかったんでちょっと…。
るる
まあ今回はちゃんとした冬彰(?)ですっ!
るる
ヤッタネ!
次回も冬彰だぞ~い
るる
なんやて!?
るる
らしいです!
るる
それでは本編でーす!
彰人の部屋
トサッ
冬弥
着いたぞ彰人。
冬弥
…彰人?寝ているのか?
彰人
ッッ!
彰人
起きてますよっ!
寝てるフリですっ!
寝てるフリですっ!
冬弥
なんで…
彰人
なんでってさっき…!
モブ騎士1
冬弥王子、お疲れ様で…て副隊長!?
冬弥
あぁ、少し任務でな…。
モブ騎士2
わぁ…。怪我をしていますね。今すぐ手当てを…
モブ騎士3
おい待てお前ら!よく見てみろ!
モブ騎士1・2・3
…。
モブ騎士1・2・3
(お姫様抱っこされてるぅ…。)
モブ騎士3
(な?二人の邪魔しちゃだめだろ?オレらは退散だ!)
モブ騎士2
(そうだな!まったく…。危ないとこだったぜ…!)
モブ騎士1
(…?どゆこと?)
モブ騎士1
冬弥王子、オレらが手当てを…
モブ騎士2・3
おい!空気読め!
モブ騎士1!!
モブ騎士1!!
モブ騎士1
え!?
モブ騎士2
冬弥王子、申し訳ないのですが…
モブ騎士2
副隊長の手当てをお願いします。
冬弥
あ、あぁ。
モブ騎士3
ほら、モブ騎士1!
オレらは帰るぞ!
オレらは帰るぞ!
モブ騎士1
は、はい!
モブ騎士3
それではごゆっくり…
彰人
…。
彰人
(今絶対誤解されただろ…。)
彰人
だからその…
少し恥ずかしいというか…。///
少し恥ずかしいというか…。///
彰人
それに俺、副隊長なのに…。かっこ悪い姿を見せてしまって…。
彰人
(しかもお姫様抱っこ…。)
冬弥
しかもお姫様抱っこだったしな。
彰人
──ッッ!冬弥!!
冬弥
はははっ!あははははっ!
冬弥はお腹を抱えて笑う。
彰人
…ふっ
彰人
ふははっ!ははははっ!!
俺もつられて笑ってしまった。
冬弥
…でも彰人はかっこよかったぞ。
彰人
え…。
冬弥
類兄から聞いたんだ。
類
「あの若さで魔法使いとやり合えるなんて、相当な努力がないとできない。」
類
「優秀な護衛を持ったね、冬弥。」
冬弥
あの類兄がそう言ったんだ。
冬弥
情けなくなんかない。
冬弥
彰人はとてもすごい騎士だ。
彰人
(う…。なんか…
恥ずかしい…///)
恥ずかしい…///)
冬弥
それに…
冬弥は俺の頬に触れる。
冬弥
俺にとって大事な人が、かっこ悪いと思う訳ないだろう?
彰人
(その言い方だと、まるで俺のこと──。)
彰人
だ、大事な人って…。俺はただの護衛です…。
彰人
(そうだ、俺は護衛だ。)
冬弥はムッとした顔で俺を見る。
冬弥
彰人は全然分かってない。
冬弥
俺にとって彰人は───。
冬弥は顔を近づける。
彰人
なんか近くな…
チュッ
彰人
(…え?今俺にキスして───。)
ぬる…っ
彰人
んっ!?
彰人
(舌が入っ…!?)
彰人
んぅ…!!
まっ、とぉや…!!
まっ、とぉや…!!
彰人
んんっ…!!
冬弥
…。
彰人
はっ…はっ…
冬弥
っは、これで少しは分かったか?
彰人
は、
彰人
(はぁ~!?)
冬弥
♡
モブ騎士1 ・空気を読むのが苦手。 ・「空気は吸うもんだろ?」 ・言葉にしないと分からないタイプ
モブ騎士2 ・空気を読むのが得意。 ・「俺は空気読めてるよな…?」 ・察してくれるタイプ
モブ騎士3 ・空気を読ませるのが得意。 ・「みんな気づけって!」 ・勝手に空気読んで行動するタイプ
るる
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