炭治郎闇落ち

『君は選ばれたのだよ』

『これが成功したら 世界の英雄になれるぞ！！』

『……助かりたいか？ﾆﾔｯ』

『助けて…やだ！やめて！！』

『…もう遅いよ』

『ごめん…ごめんね…… ごめんなさい…』

『許して……』

バキッ

ツルッ

ｻｰｰｰｰｰ

ﾌﾞﾜｧｯ 殺気

ｶﾞﾁｬｯ ｷﾞｨｰｰｰｰｰ

『もちろん俺もっ♪』

『完璧な人間なんて存在しないよ』

↑冬我の声で起きた

炭治郎の声で正気に戻った↑

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ 叫びながら冬我は走っていった

ｸﾙｯ 冬我の体に向かって歩いていく

ｽｯ 冬我の頬に触れる

あと少しで唇が届く…… そのとき…城中に声が響いた

ふ…ンしゃ…はっケ… たダチにコ…げキ たい…セいに…は…ル

そこら辺の鎧や石像が動き出した

ﾊﾞｯ 黒死牟は勢い良く顔を上げた

矢や剣も飛んでくる

ｶﾞｸﾝｯ

黒死牟の下にポッカリと穴が空いた

ﾎﾞﾁｬﾝｯ

……ﾝ

黒死牟は落ちた衝撃で気絶した

ﾍﾞ…………ﾍﾞ…

目が冷めてきた

ﾍﾞﾝｯ… ｶﾞﾗｯｶﾞﾀﾝｯ

ｻｯ… 黒死牟はすぐに跪いた

『無惨にだけは絶対に言うなよ！』

『良いやつだなって思った』

かわいい〜

天使〜！！！

ﾊﾞｻｯ 舞台裏に行く

冬我！叫んだらうるさいぞ！ もう少し静かに！！

ごめん…炭治郎が可愛すぎて…

ｳｯ……す、少しだけな？ 少しだけならいいぞ

本当か？？わかった！！ 頑張ってな！

うん！ありがとう(*^^*)

かわいい〜！！！

主五月蝿ぇー！！ 死ねー！！！

おい冬我少しうるさいぞ

え…ちょ、な…おま

主の邪魔をするんじゃない

ｽﾞﾙｽﾞﾙｽﾞﾙｽﾞﾙ 冬我が連れて行かれる

離せぇぇぇ！！

ﾊﾞﾀﾝｯ