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ネズミ

久しぶり!ハムスター君!

ハムスター

久しぶり

ネズミ

元気にしてたかい?

ハムスター

あぁ

ネズミ

そういえば最近奥さんができてね!

ネズミ

そろそろ子供も生まれるんだ(*^^*)

ハムスター

へぇ…

ネズミ

そういやハムスター君。さっきからやけに元気がないね…

ハムスター

そうかな

ネズミ

あぁ…心配だ💦

ネズミ

何かあったのかい?

ハムスター

別に…

ネズミ

昔はもっと明るかったじゃないか

ネズミ

ほら…昔は

ハムスター

昔の話だろ?

ハムスター

今と昔じゃぁ全然違うさ

ネズミ

それもそうか!

ネズミ

あまり心配しすぎても君に失礼かな?

ハムスター

いや…別に

ネズミ

ならいいんだ!

ネズミ

それはそうと、奥さんは元気かい?

ハムスター

いや…家内は去年死んじまったよ

ネズミ

そうだったのか…すまない

ハムスター

いや、良いんだ。君にはいずれ言おうと思っていたし

ネズミ

…?なぜだい?

ハムスター

家内を殺したのは人間だからだ。

ネズミ

!!

ネズミ

人…間

ハムスター

確か……いや、この話はあまりしないほうがいいかな

ネズミ

…!気にしないでくれ…昔の話だから

ハムスター

そうか…

ハムスター

確か君の母さんも父さんも

ハムスター

幼い妹も

ハムスター

君の家族みんな…

ネズミ

人間に殺された…

ハムスター

…君も人間が憎いだろう

ネズミ

…あぁ。

ハムスター

…家内は直接殺されたわけじゃなかった

ハムスター

二人で散歩しているときのことだ。

ハムスター

突然汚い手に掴まれて

ハムスター

家内は必死に抵抗したんだ。

ハムスター

そして小さな箱に入れられた…

ハムスター

(いつも餌をくれる)人間に箱から出された家内は

ハムスター

ピクリとも動かなくなっていたよ…

ネズミ

…!

ハムスター

それから…

ハムスター

そっ、それから…

ネズミ

無理しなくていいんだよ

ハムスター

いや、大丈夫だ…

ハムスター

それから死んだ家内は、近くにあった汚い箱に投げ込まれた。

ハムスター

そこからは他ならぬ動物の死臭。

ハムスター

…死臭がしたんだ。

ネズミ

……僕もそっちに行って慰めてやりたい…

ハムスター

ダメだ。…君は田舎に住んでいるが、たいしたネズミ向けの罠はないだろう?

ネズミ

あぁ…

ハムスター

都会には山ほどある…君と…君の家族には危険な目にあってほしくない

ネズミ

そうか…。

ネズミ

君の力になってやれなくてごめん

ハムスター

いや。いいんだよ。まだ娘たちもいることだし

ネズミ

そうか…

ハムスター

君も幸せになってくれよ!

ハムスター

君とその家族に幸運が訪れるように

ハムスター

僕も祈っておくよ!

ネズミ

ありがとう!

ネズミ

君にこれ以上の不幸が訪れず

ネズミ

これ以上ないほどの幸せが訪れますように!

ハムスター

フフッ…君はやっぱり優しいな

…それからハムスター君から連絡が来ることはなかった。

ネズミ

……

ハムスター

こんにちは

ネズミ

ハムスター君!?

長女

いえ…私は、ハムスターの娘です。

ネズミ

そうか…

長女

お察しでしょうが…

ネズミ

…彼は

長女

えぇ…亡くなりました

長女

父も…人間に…

ネズミ

クソっ…

ネズミ

どうして?どうして僕たちはこんな不幸にあわなくちゃならない?

ネズミ

僕たちは…ただ…生きてるだけなのに

長女

人間ほど哀れで…学ばない生き物はいません。

長女

だけど、彼らは確かに強いのです。

長女

彼ら自体には力はないけれど

長女

彼らは自分たちの身をも滅ぼす兵器をたくさん持っています…

長女

だからこそ…

長女

だからこそ、私達のような弱い生き物を平気で虐めるのでしょう

ネズミ

…そんなの、人間の都合じゃないか…

ネズミ

僕たちには…

ネズミ

関係ないのに。

長女

えぇ…

長女

ただ…私たちも弱すぎるのでしょう。

長女

だからこそ…守るべきだ、幸せにするべきだと主張する人間もいますが

長女

人間が考える幸せが…私たちにとっても幸せがどうかなんて

長女

きっと人間は…考えないんでしょうね

ネズミ

…僕は…

ネズミ

一体僕は…彼に何をしてやれたんだろう。

長女

…父は

長女

あなたにとても感謝していました

長女

最後まで…『あぁ、彼にもう一度会いたい』と、嘆いておりました

ネズミ

あぁ…ハムスター君…

ネズミ

僕も…会いたい…

長女

父もきっと天国でそう望んでいます

長女

だから…

長女

だから、精一杯生きて

長女

父に、土産話をどっさり持っていってあげてください

ネズミ

あぁ…そうするよ

ネズミ

見ててくれよハムスター君!

ネズミ

また会える日まで!

この作品はいかがでしたか?

100

コメント

4

ユーザー

ありがとうございます!

ユーザー

いや私の方がおかしいですよwフォローしました!

ユーザー

そう言っていただけて嬉しいです!色々とおかしいところもある、このような小説に、コメントしていただいてありがとうございます!

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