恐怖のカラオケ

大学のグループトーク

日曜日カラオケ店前

カラオケ部屋

ガチャッ ギィー

ニコラスすむは嫌そうな顔でマイクを取った

シャカシャカ…

3時間後…

ぢゃらぽぴょんびぢょん♪

音楽を止めた

シーン…

この時何故か全員後ろを振り返ってはいけないことだけはわかった

そう言って全員が後ろを振り返った

そこには 痩せ細り、明らかに人間では無さそうな女が立っていた

そして両手にタンバリンを持っていた

その時

ぢゃらんぽりぼろらぼん♪

さっきの気持ち悪い音楽が大音量で流れると共に

タンバリン女が両手タンバリンを自分の両太ももに叩いてリズムをとり始めた！！！！！！

…………

目が覚めた時には私たちは病院のベットにいた。

用事が終わりカラオケ店に来たむさしばたが私たちを見て助けを呼んだらしい。

後から話を聞くと、私たちは全員タンバリンを持ち、太ももで叩きながらリズムを取っていたらしい。

だがそこにタンバリンが異様に上手いあの女は居なかったらしく、私たちだけがタンバリンを叩いていたんだと。

あのタンバリン女はなんだったのだろうか？

でもそんなこともうどうでもいい

私たち4人は今日もタンバリンを持ち あのドアの軋むカラオケ部屋に行く―