おじさん
あっきぃ
あ、これ殴られる… 目を思いっきり瞑ったがいつになっても痛みがこない。 恐る恐る目を開けた。
そこには、とても綺麗な黄色と緑のグラデーションの髪…… 思わず俺は目を見開いた。
ぷりっつ
おじさん
てかなんつった?
ぷりっつ
ぷりっつ
彼は片手で、ガラの悪いおっさんの腕を抑え、もう片方の手で俺の肩を抱いている。
守ろうとしてくれてるんだ…。
ぷりっつ
やめないと、この腕がどうなっても知らねぇぞ?
彼はおじさんの腕を握っている手に力を入れ、反時計回りに回そうとする。
おじさん
おじさん
奴は風のように逃げていき、振り返ることは無かった。 しかし俺は、あんな奴のことはお構い無しに、助けてくれた彼の事しか視界に映らなかった…。
ぷりっつ
ぷりっつ
彼は俺を見るなり動きを止めた。
俺も同様、思考が停止してしまっている。
青空に溶けてしまいそうなほどサラサラな髪。 眩しいほど白い肌。 吸い込まれるような緑色の瞳。 そして…声変わりしているけど、懐かしみのある俺の大好きな声。
間違いない…彼は…
ぷりっつ
あっきぃ
まぜ太
余程心配してくれてたのだろう。 あっきぃが彼の口を塞ぐ勢いで抱きついてきた。
あっきぃ
ぷりっつ
あっきぃは頭を90°下げると、俺の手を引っ張った。
まぜ太
あっきぃ
それにそろそろ学校に挨拶しに行かないといけない時間だし💦
まぜ太
俺はあっきぃに引っ張られるがままに人混みの中を走り出した。
でも、俺の目は彼から視線を外すことが出来なかった。






