陸玖
あ、きたきた、待ってたよ
昴
あれ?陸玖さんと、透さん!?
陸玖
昴ちゃんと一緒に帰ろうと思って
透
俺は無理やりだけど・・・
陸玖
まあまあ、いいじゃん昴ちゃん1人なんだし
昴
でも、先輩方、部活ないんですか?
陸玖
俺は入ってないよ!で、こいつは、休み
昴
そうなんですか、それなら一緒に帰っていいですか?
陸玖
もちろん!
透
そのためにいるんだからな
«歩きながら»
陸玖
そう言えばそろそろ体育祭だね
透
うんそろそろだな
昴
どんな事やるんですか?
透
いろいろやるけどメインは、借り物競争かな
陸玖
そうそう、毎年借り物競争には、好きな人とペアになれって言うのがあって
透
毎年その時にカップルが誕生するんだよ
透
まあ、陸玖は毎年狩られてるけど、告白ぜんぶことわってるもんな
«ズキッ»
何この感覚、胸が締め付けられてるような・・・
陸玖
だって好きな子居ないんだもん
透
そっか・・・残念
昴
陸玖さんって結構人気あるんだね
透
まあな
昴
あ、もう家に着いたので
陸玖
また明日
透
じゃあな
«家»
昴
ただいま
昴の母
おかえり
昴の母
宿題先やってね〜
昴
分かってるよ
«30分後»
«ピコンッ»