短編集＿＿。𓈒𓂂𓂃◌𓈒𓐍

何気ない会話とて。 何時かは日常のように/ Flags(旗会)生存if 腐要素なし。

色々大変な事はあったものの、 やっぱり何時もの日常、 何時もの面子で過ごすのが 一番楽しくて、 人間を感じられるのかもナ。

俺ァ、羊の時の事を 後悔しては居ない。 あの時の判断は 間違っていない筈だ。

白瀬には悪ィし、 捨てた積もりもねェけど 御免な。

柚杏も、 あの時「いこうよ。中也」 と声を掛けてくれたのにスマン。 そう、心の中で謝るのが 俺の精一杯だった。

理由なんてちっぽけで良い。 だがな。

目を瞑って 少し息を吐き出して、 俺は思いっきり言ってやったンだ。

そう言うと少し顔を赤らめて 報告官が「阿呆ですか」 と照れ隠しのように問いかけてきた

この愉しい日常を守るために、 幾つもの困難を乗り越えて 今、昼は楽しく、 夜は少し雰囲気を変え、 夜中は静かに笑みを零し

そしてワイングラスを カチン＿＿と部屋に響かせ 他愛もない会話を交じわせて、 そうして、過ごしている。