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最初から、誰にも期待してなかった
みんな僕を酷く扱って、終わったあとは投げ捨てるみたいにして僕を置いて部屋から出ていく
ぐちゃぐちゃになったベッドの上で、起き上がることも出来ず寝転がっている僕。
いつからだっけ、こんな仕事を始めたのは。 いつからだっけ、こんな自分が嫌で、毎日毎日 死にたい と思い始めたのは。
omr
頑張って起き上がってベッドから抜け出し、シャワー室へ向かう。
その時、大きな鏡に映った自分を見て、無意識に「うげ…」と声を出してしまった。
身体中アザだらけ。 今日 もう何回殴られたかも覚えてないし 当たり前だろう。
omr
本当に最悪だった。まぁ 明日は休みを貰ったからいいのだが。
シャワーを浴びて、甘ったるい匂いのする部屋を後にし、 2人のいる場所へ向かった。
まだ少しポタポタと水の垂れてくる頭を片手でタオルで拭きながら、2人のいる部屋の扉を開けた。
omr
僕たち3人は付き合ってる。 3歳くらいの頃からの幼馴染でもあり、恋人。
三角関係とかではなく、本当にみんなお互い愛し合っているのだ。
でも、それはそれでたまに厄介なことがあり。
omr
さっきの部屋くらい 甘ったるい、いやもっと もっと それの倍より甘い匂いがして思わず1歩後ろに下がってしまった。
どんだけ激しくしたんだよ、涼ちゃんなんて疲れ果てて、いつもソファの上でなんて寝ないのに爆睡してるよ。
wki
おい、楽しんでたのかは教えてくれないのかよ。と思いながら「うーん、まぁねぇ。」と言う。正直に言うともう全てに慣れていた。
客に殴られたり 激しくされんのも 2人のいる部屋に入った瞬間 僕がいない間に何をしていたのか分かっちゃうのも。
でも慣れなきゃいけなかった。
慣れないとこんなアホみたいな世界では生きていけなかった。
毎日毎日 飽きるほど抱かれて フェラが上手く出来なかったら殴られるし 吐いても殴られる
もう最低だ、こんな世の中。
omr
嫌味っぽく言うと、若井は笑った。
wki
omr
理解できないよ。なんで? 2人とイチャイチャできるなら大歓迎。
すると若井が気まずそうに口を開いて
wki
と言った。さっき来てくれたお客さんは常連さん。いつもストレスを僕たちにぶつけてくるから、全部終わった頃には身体中ズタボロ。アザだらけ。
omr
wki
涼ちゃん 、確かに。 二日連続も__ いやっ僕もなんだけど。 涼ちゃんは毎朝早く起きて走ったりもしてるけど、何故か僕より体力がない。だから普通に心配だ。
fjsw
寝起きでまだうとうとしたままの涼ちゃんが目を覚まして僕たちを交互にチラチラ見てきた。
fjsw
あぁ、みんなそう言う。 なに?器用なの? セックスしながら僕の声聞いてた?聞こえてた?怖いなぁ。
omr
って無意識に謝ると、むぅーって涼ちゃんが不満そうな顔をして
fjsw
wki
…いや、僕に自信を持てと?無理に決まってる。 僕の辛ーい過去を知ってる2人が軽々しく言わないでよ。 てかなんで2人は今もそんなヘラヘラしていられるの?僕はまだ引きずってるよ。
僕は イライラして、あの客みたいにストレスを2人にぶつけてしまった。
omr
僕は扉をバンッと強く閉めて その部屋から出ていった。
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