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チューンチュンチュン
小鳥が鳴いている
何もする気力がない
いろんなことにめんどくさい
動きたくない
ずっと寝ていたい
そんなことを考えているけれど時間は待ってくれない
見るごとに動いて変わる時計の針
昔は色々なことに興味があって色々冒険をしていた
今は時間に追い込まれて冒険なんかをしている暇はない
上京してからはや2年
バイトと勉強に追い込まれてきてこの無気力度になったのだろう
いつも通り歩く道
今歩くことすら面倒になっている
現在7:35分
8時までに学校に着けば良いだろう
と近くの公園のベンチに腰をかけた
この時間帯は仕事に行く人などで忙しい音がする
だがイヤホンをすればこの音はもう聞こえない
自分だけの世界に入れる
好きな音楽をかけて目を瞑っているといつのまにか眠りに着いてしまった
時道 未来
目を開けるとそこには
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私を見ていただろう人たちは嵐のように消えていった
時道 未来
時道 未来
高校で使っているバックの中から携帯電話を取り出し真っ暗な画面に灯りをつける
そこには7:59と表示されていた
時道 未来
彼女は唖然とした顔をした
そうだ!
何かの見間違いだ
そう思いもう一度開くと
8:00
驚くべからず
時道 未来
時道 未来
息が苦しい
久しぶりにこんなに全力で走ったからだ。
先生
時道 未来
先生
とても圧がすごい
時道 未来
先生
....
あ、
これ
おわった...
今日は散々だったな
公園のベンチで寝てしまうわ
遅刻するわ
怒られるわ
てか今思ったら寝顔見られてた!!
時道 未来
そう私は寝顔が面白いのだ
微かに聞こえる母の笑い声
私は一体何事だ??と思った
母
母
母
そこには目と目の間に眉を寄せ口がぐにゃっと曲がっており、いや〜な顔をした表情豊かな私の顔があった
時道 未来
母
時道 未来
私がこんな顔していたなんて思いもしなかった
でも毎日この顔をしているわけじゃないだろうと思ったけれど
起きるたびに母が腹を抱えて笑っている姿があった
時道 未来
母
昼休みの屋上
ヒュゥー
涼しい風が吹いている
ここは私のお気に入りの場所
静かで心地がいい
時道 未来
ここには誰も来ないだろうと思っていた
ダダダダダダダダダダダダ
すごい足音がする
ガチャ
??
??
??
??
??
??
??
時道 未来
時道 未来
静かに出ようと思ったその時
ガァぁぁぁちゃ
あ、、しまっ
思ったより大きな音が出てしまった
??視点
??
??
??
まずいまずいまずいまずい
時道 未来
??
やばい!!
ばれた!!
すみません!!!!
なんでもしますからぁ!!
これが全ての始まりだったのだろう....