ばぁう
ゆきむが嫌な予感がすると言っていた夜、俺はてるちゃんと寝るために部屋に移動した。
しかし部屋に着いたところでゆきむに渡し忘れていたものを見つけて、持っていった。
でも、それが間違っていたんだ。
ガチャ
ばぁう
てるちゃんは居なかった
部屋から出るなと言っておいたし、てるちゃんは約束を破るようなやつじゃない。
ばぁう
呼び掛けてみるが、当然返事なんてない。
ばぁう
ダッ
ゆきむ達に知らせるべく、俺は部屋まで走った。
バンッッッ
ばぁう
息が切れるほどの距離じゃないのに、恐怖と不安で息切れが酷い
しゆん
そうま
二人はトランプをしていた手を止め、俺を心配していた。
まひと
ゆきむら。
まひ達も心配しているようだった。
ばぁう
息を整えきれないまま俺はそう叫んだ。
まひが防音魔法かけてくれてるはずだから声は他の部屋に聞こえていないはずだ。
まひと
まひと
まひと
ばぁう
しゆん
ばぁう
そうま
ゆきむら。
ゆきむら。
まひと
そうま
ばぁう
あ、
そういえばっ!
ばぁう
近くに置いてあった俺の荷物の中から小さな機械のようなものを取り出した。
発信器だ。
そうま
ばぁう
ばぁう
まひと
ばぁう
盗聴だとかそんなのは今気にしてらんねぇ!
ばぁう
しゆん
まひと
ブワアア
ゆきむら。
ばぁう
ザッ___ザザッザザア
てると
クチュレロレロクチュペロ
てると
ガジガジ
てると
ばぁう
しゆん
そうま
まひと
ゆきむら。
今まで聞いたことがないてるちゃんの声に、 頭が追い付かなかった
ばぁう
ゆきむら。
ゆきむら。
ばぁう
発信器の位置情報を見る
場所は、
ばぁう
この辺りの裏町は少ない、
それにきっとアイツらは見つかりにくい広い場所を選ぶ
この辺りには裏町が3つ。
そのうちの2つは新しく施設を作るために 開発されてきているから、
西だ!
まひと
まひも気づいたらしく、俺が考えていることと同じことを言った
ばぁう
そういって俺はゆきむらに声をかけた
コメント
2件
みんなてるとくんの声聞いた時、 絶対気まづかった気がしますwww
おぉしかでてこないです