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みちょ
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ことみ
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らん が亡くなって直ぐに こさめ は体調を崩し、何とか一年持ち堪えたけれど らん と同じ歳で逝去。
立て続け様に みこと が命を落とし、丸で呪いの様に なつ、いるま、すち もこの世を後にした。
来世は らん を愛せますように
誰もが願う事など、その一つに限った。
眩しい光りに瞳を開く。
あれ……死んだんじゃ……?
起き上がって確認してみる。
前世と同じ様な年齢、顔立ち。
夢でも見ているのか……頬を抓って見たら痛かった。
なつ
そう思って部屋を出て唖然とした。
慌てて家の中をひっくり返してみて分かった事。
なつ
前の いるま の携帯電話の番号は覚えている。連絡を掛けてみた。
なつ
いるま
なつ
いるま
いるま
いるま
なつ
いるま
なつ
なつ
いるま
いるま
この世界での記憶が全く持って無い。
ガサゴソと通話越しに聞こえてくる。
いるま
なつ
いるま
いるま の一人暮らしは食生活が大分心配な所だ。
なつ
いるま
いるま
なつ
なつ
いるま
なつ
なつ
いるま
なつ
役割分担をすることにし、いるま との通話を切って連絡先を連絡帳に保存してから すち へと連絡を掛ける
数秒後
すち
すち
なつ
なつ
すち
すち
なつ
すち
すち
なつ
なつ
すち
すち
直ぐに覚醒した すち が恐らくは部屋から出たのだろう。
ゴトンと携帯を落としたのか耳に響いた。
なつ
すち
なつ
すち
なつ
なつ
すち
なつ
分かっていた事だ。
誰一人として らん の連絡先を知らない。
前世でも繋がっていたが怪しい所なのだ。
すち
すち
なつ
なつ
すち
どうしたって誰も らん の連絡先は分からないのだ。
ワンチャン、みこと が知っているかもしれない。
なつ
なつ
すち
電話越しに物を色々ひっくり返す音が聞こえてくる。
パサリと音が聞こえて来て、すち が息を飲んだのが聞こえた。
すち
なつ
すち
信じられない。
だが、なつ たちがこうして目覚めた事の方が信じられない出来事なのだ。
神の祝福か、はたまた悪戯か。
どっちにしろ、らん を含めた六人が転生の形でこうして目が覚めているのなら何でも良いと思った。
みこと と こさめ とも連絡が取れる様になり、数日後に引っ越しをしてシェアハウスを始めた。
少し暮らして分かった事。
すち は絵描きを仕事にしている。
いるま はYou〇ubeで歌い手をしている。
なつ はYou〇ubeで声真似師をしている。
みこと は派遣で稼いでいる。
こさめ は会社員だったが退職している。
そして、全員同じ年齢……25歳だった。
個別に戸籍を確認しに行ったところ、全員一人っ子。
両親は全員他界していた。
こさめ
こさめ は今回の生では病弱では無かったようだ。それは安堵した。
前世の記憶があるので今から医者にシフトする事も全員可能だけれど……。
と、そこで不意に なつ の携帯が音をたて始めた。
電話のようだ。
なつ
ないこ
ないこ
なつ
ないこ
なつ
なつ
全く覚えが無いな…!
ないこ
なつ
話を聞いて片手で目の前にあったPCで言葉を入力し詳細を確認する。
なつ
ないこ
ないこ
なつ
ないこ
なつ
ないこ
なつ
なつ
全員安定した職には就いていない。
これを機に、歌い手とは安定した職なのかは分からないが入ってしまおうと言う魂胆だ。
有名になればもしかしたら らん も気付いてくれるかもしれないと言う思惑もあった。
ないこ
ないこ
なつ
ないこ
なつ
ないこ
なつ
ないこ
なつ
ないこ
なつ
ないこ
ないこ
携帯を置いたのかコトンと音が聞こえて来た。
ないこ
?
ないこ
なつ
ないこ の呼んだ名前に驚いて携帯を慌てて耳から外し、何を勝手にしとんねん、と言いたげな他四人にも聞こえる様にスピーカーにする。
ないこ
らん
ないこ
ないこ
なつ
ないこ
なつ
ないこ
ないこ
ないこ
?
声に聞き覚えがあり過ぎる。
みこと と こさめ が耐えきれないといった様子で涙を零すくらいには。
らん
らん
なつ
らん
らん
なつ
なつ
らん
なつ
こさめ
すち
すち
いるま
みこと
全員が必死に らん に頼み込む。
あの日、起きる筈だった日、出来なかった話をしたい。
愛せなかった事、守れなかった事、全部、謝罪して、今度は……神の見せる幻想だとしても、それでも らん の事を愛したかった。
らん
らん
それだけ言って切られてしまったが、らん は会ってくれるようだ。
全員が遅れ無い様にと今から速攻で準備を始めた。
集合と言われた〇〇駅に時間よりも早く到着したのに、らん は既にいた。
なつ
みこと
こさめ
らん
らん
ため息を吐いて、
らん
と言い歩き始める。
数十分程歩いたところにある一軒家に らん は入っていく。
らん
父
母
すち
五人は誰もが気付いた。
前世で、自分たちの両親だった人、それが、らん の両親だった。
突然涙を零し始める五人に驚いた様にその人たちはこちらを心配してくる。
らん
母
父
二人は前世の記憶は無いようだが、らん から話を聞いて知っていたらしい。
こさめ
こさめ
母
母
前世と変わらない話し方だ。
こさめ は母の事は写真でしか見た事は無かったけれど、それでも分かったのだ。
積もる話もあったけれど、今は らん が最優先だと、今は らん だけの両親である二人とは離れリビングに通された。
すち
すち
止まったはずの涙がまた全員零れる。
いるま
なつ
なつ
らん
らん の瞳から一粒の涙が零れた。
らん
らん
らん
らん
こさめ
こさめ
こさめ
らん
母が亡くなって、そんな時に聞いた こさめ が病弱だと言う言葉。
こさめ の事も傷付けていたのかと、なつ たちの涙は多くなった。
すち
いるま
なつ
みこと
前世の兄たちの言葉に、らん は目を瞑る。
どう言う反応を見せるかは らん 次第だ。
らん
らん
すち
すち
いるま
なつ
みこと
こさめ
らん
ただいま…!
泣きじゃくる らん を全員で囲んで、ずっと手放す事はしないと強く抱きしめ、そうして時は動き始めた。
コメント
3件
うわっ…番外編でこれ持ってくるの反則だよ〜😭💔 転生して、みんながまた出会えて、しかも今度はちゃんと“らん”を愛そうとしてるのが切なくて温かい…。 最後の「おかえり」で涙腺崩壊した。 俏亜さん、本当にありがとう…この続き、ずっと待ってたよ🤍🥀