あのときまでは、良かった
だけど
もう
むりだ
俺が飛び入り参加した一人での ライブ。
途中でメンバーの三人が来た。
一緒に歌って、4人で絶対に あの夜を超えるんだ。
そう、再度決心した。
そう思ったのも束の間、ライブを していた時までは良かった、 だけどもう、むりだ
俺は倒れた
と‥!!きと、!!
誰かが何かを叫んでる、だけど 今の俺には届かない
目を覚ますと見慣れない部屋が 辺りを囲っていた
そして、俺はベッドにいた
その横にはすやすやと 眠っている冬弥がいた
ほんっと、綺麗な寝顔だよな なんて思ってしまう俺は 冬弥につい、手をのばしていた
『ん‥‥あき、と‥』
柔らかな声で俺の名前を 呼ぶ冬弥は誰にも負けないぐらいに 可愛くて、そして何よりも 綺麗だった
『あ‥わりぃ‥起こしちまったか?』
そう聞くと冬弥は優しい笑顔で
『俺はいいんだ、彰人が無事なら』
と答えた。
無事、?記憶が飛んでいる。
何があったんだ。
『冬弥、一体何があったんだよ』
冬弥に記憶の一部を 聞いてみる
『‥彰人はライブが終わった後、 倒れたんだ、だからセカイまで 来てメイコさんにベッドを 貸してもらったんだ』
あぁ、だから見慣れない風景なのか
『また迷惑かけちまったか、?』
静かな声で俺はそう聞くと冬弥は
『迷惑だなんて思わない、それは 白石も小豆沢もだ』
と、にっこり笑って答えた
一体どこまで冬弥はかっこいいのか
『それよりも、体は大丈夫なのか?』
冬弥は優しく聞いてきた
『休んだおかげか、楽になった』
『熱まであったんだぞ、彰人』
『熱‥か、久しぶりに出た』
そう言い終わると、冬弥は 俺を抱きしめた
『は‥、え、ちょ‥とーやっ‥』
『それほどまでに体のことも 考えて努力していたんだ、そういう事 だぞ、』
冬弥はまた、かっこよかった
いつまでも相棒で俺だけの 彼氏でいてくれ。
キラキラと光る俺のヒーロー。 冬弥。
❦ℯͷᏧ❧
コメント
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神やん
よきよき、