その日から数日たった。
彩月
おはよ〜!
クラスの人(使い回し
おはよ〜!
〇〇は警察に通報されたけど、罰金だけで済んだみたい。
彩月
けどやっぱり、)
彩月
みんなからは避けられちゃうよね、でも〇〇がやった事だから仕方ないよね。)
〇〇は授業中は睨んでくるけど、危害は加えなくなった。
その日が何日続いただろうか。
うちが“一人で”コンビニにご飯を買いに行った時に、
〇〇に出会ってしまった。
いじめっ子(〇〇)
あっれぇ?彩月ちゃんじゃぁん!
彩月
え、(うそ、なんでいんの、?
まるで、“とても仲の良い友達のように、話しかけてきた”
だからだろうか、周りの人は私が殴られてても、じゃれているんだろうと
1人も助けてはくれなかった
彩月
ただいま、
侑
彩月おかえr…
侑
誰にやられたん、その傷。
見なくてもわかる。相当怒ってる
彩月
別に、転んだだけ、
侑
転んだだけでそうはならんやろ。
侑
教えてくれや。誰にやられたん?
彩月
だから、転んだだけやって…
侑
怒らへんから。
その言葉はとても優しく聞こえて、私は言ってしまった
彩月
…〇〇に、殴られて、ポロポロ
侑
…今度からは絶対に、どこでも1人にならんって約束できる?
彩月
…
その言葉を聞いて、私は小さく頷いた