天乃絵斗
猿山らだ男
天乃絵斗
猿山らだ男
天乃絵斗
天乃絵斗
猿山らだ男
ふと小さい黒板に書かれていた時程表を見ると、そこには確かに『日本史』と書かれていた。
天乃絵斗
天乃絵斗
天乃絵斗
ぱん、と手を叩いて誠心誠意らっだぁに向かってお願いをする。目の前の唯一助けてくれそうな神は呆れた顔をしている。
猿山らだ男
そう言ってらっだぁは俺に説教を垂れる。らっだぁは根が真面目だから俺のためを思ってくれての発言なのもわかってはいるのだが…、今は普通に俺の内心がかかっている。
天乃絵斗
猿山らだ男
猿山らだ男
天乃絵斗
猿山らだ男
天乃絵斗
猿山らだ男
クラスメイト
猿山らだ男
やっぱり困っているらっだぁを見るのは面白い。普段俺がいじられてばっかりだから、少し清々しい気分になる。
クラスメイト
天乃絵斗
クラスメイト
そう言って小さな液晶画面には、1人の少女が写っていた。
しにがみ
天乃絵斗
見覚えのある紫髪の少女。 それは…
クラスメイト
天乃絵斗
俺が女装して活動し始めたころ、メイクや写真のコツを教えてくれた… 俺にとって大先輩だ。
クラスメイト
天乃絵斗
クラスメイト
天乃絵斗
隣で嬉しそうに写真を見ている彼に、そんな辛い現実を教えることは到底できなかった。
猿山らだ男
ぺいんとと○○が何やら興奮した様子で話していたので、気になった俺も話しかけてみることにした。
クラスメイト
猿山らだ男
そう言って見せられたスマホには、紫髪の女の子。
猿山らだ男
クラスメイト
猿山らだ男
天乃絵斗
猿山らだ男
クラスメイト
猿山らだ男
天乃絵斗
猿山らだ男
俺は心の中で、黄色い髪の少女を思い浮かべた。
猿山らだ男
天乃絵斗
猿山らだ男
天乃絵斗
猿山らだ男
天乃絵斗
猿山らだ男
天乃絵斗
わざと語尾が上がるような話し方をするぺいんと。コイツ俺が恥ずかしい時にここぞとばかりに馬鹿にしてくるからな…
猿山らだ男
天乃絵斗
今日は宿題もなく、この後することも無い。つまり…
天乃絵斗
早速クローゼットにあった女性物の服を何着かベッドに放り投げ、メイク棚にある一軍コスメたちを机の上にずらぁっと並べる。その姿は圧巻だ。
ウィッグをつけ、髪色にあったつけまつ毛を鏡を見ながらセットする。最初は慣れなくてガッタガタしてたけど、最近はもうお手のものである。
天乃絵斗
きゅる、と鏡の前でポーズを決めてみる。妹に俺のパーソナルカラーに合ったコスメを選んでもらったおかげか、しっくり来る。
天乃絵斗
そんなこんなで写真を撮ろうとしていると、DMが届いた。
天乃絵斗
しにがみ
えびな
えびな
しにがみ
えびな
しにがみ
しにがみ
えびな
しにがみ
えびな
えびな
しにがみ
しにがみ
しにがみ
えびな
えびな
えびな
しにがみ
しにがみ
えびな
しにがみ
えびな
天乃絵斗
天乃絵斗
つい興味本位でやってみたいと言ってみたけども、本当に大丈夫だろうか…?
いや、バレる心配は多分無用…なのだが、校則に違反してしまうのではないだろうか。
天乃絵斗
天乃絵斗
天乃絵斗
天乃絵斗
俺はまだまだ好奇心旺盛な健全な男子高校生なのだ。
色んなことを経験してみたい…そう思うのは、必然のことだ。
新連載の最初の方って、ノリに乗って書くのが楽しくなるんですよね!!
…あとの方になると展開に困る、 なんてのはあるあるですが
とにかく、今回の話ではえびな(女装した天乃くん)ちゃんがしにがみくんにお仕事に誘われるお話でした!
無事バレずに仕事を完遂できるのか…!? がんばれ!!えびなちゃん!!!
そういえば、えびなちゃんの名前の由来はぺんちゃんの好きな食べ物である海老をなんとか名前っぽくしようとして生まれました
それでは、またの機会に……
コメント
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もぅ〜神!