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いやもう好きです。次の話も楽しみにしてます!
だざさんのスパダリ感えぐ…好きです() 何かもうも互いに愛が深いのが伝わってきて…とにかく尊いでございます😇 もっとイチャイチャしてくれ((
⚠️注意⚠️ ・太中 ・ほのぼの ・軽いキス、ハグ等あり
では、いってらっしゃい
夜になると、偶に胸騒ぎがすることがある。
其れは、夜の静けさに慣れないからなのか、はたまた気の所為なのか、
あるいは_____
中也
中也
中也
中也
中也
ふと、スマホが目に入った。
……否、此の時間に出てくれなどしないだろう。
でも、ほんの少しの好奇心と期待が心を掻き立て、スマホに手を伸ばした。
見慣れた名前を押す。
中也
プルルルル…プルルルル…
中也
ピッ
太宰
中也
中也
呼び出した相手は太宰。 一応、恋人だ。
太宰
中也
太宰
中也
電話口から聞こえる太宰の声は、明らかに寝起きの様な声で、今までずっと起きていたとは到底思えなかった。
中也
少しばかり、嬉しくなる。
太宰
中也
言葉に詰まる。
何故呼び出したのか、明確な理由はよく判らない。
あやふやな理由が頭の中でぐるぐると回る。
太宰
中也
中也
太宰
中也
中也
太宰
声が聞きたい。 其の言葉は、不思議なことにすとんと胸の中に落ちた。
中也
太宰
中也
中也
中也
中也
太宰
太宰
中也
太宰の声は、どこまでも優しく包み込んでくれる様だった。
先程の胸騒ぎが、少し和らいだような気がする。
太宰
中也
太宰
中也
太宰
太宰
ブチッ ツーツー……
中也
中也
ピンポーン…
静まり返った夜に、軽快な人口音が鳴る。
中也
太宰
中也
黒く塗りつぶされた街並みを背に、何時もの外套を羽織った太宰が立っていた。
顔を見れて安心したのか、不覚にも頬が緩んでいく。
中也
太宰
太宰
優しく撫でる手が、本当に温かくて、優しくて。
何故俺が太宰を求めていたのか、判った気がした。
中也
太宰
太宰
中也
太宰
困った様な笑みを浮かべた大宰は、俺の方に向き直ると優しく微笑む。
太宰
太宰
中也
太宰
中也
太宰
太宰
中也
諸々やる事を済ませ、持ってきていたらしい寝間着に身を包んだ太宰は、ベッドの上から俺を誘導した。
太宰
中也
中也
中也
太宰
中也
太宰
太宰
中也
太宰
中也
太宰
太宰
中也
太宰
中也
太宰
中也
太宰
中也
太宰
中也
太宰
中也
《君とおやすみ》 Fin