TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

 

森の中を見回りしていたら、香川がしゃがみ込んで泣いていて驚いた

戦争のことは、大阪が全部教えてくれて、近畿は全員把握済みだ

大阪は佐賀の安否を確認して、関東の様子を見に行った

奈良は滋賀と他の県に戦争のことを伝えに行ってる

 

三重

あのね、今日本国内では

三重

戦争が起こってんねん

香川

え……?戦争……?

 

香川は案の定驚いた表情をした

まぁ、そりゃそうやんな、戦争なんて…

 

三重

東京と大阪兄の喧嘩?が原因で、東と西で争ってる状況

 

大阪によると、東京と喧嘩したと言うより、東京が病んで何もかも消そうとしている、の方が正しいかも知れないらしい

それにしても…東京が病むなんて、余程のことがあったんだな…

 

三重

だから今は、とにかく戦うか、逃げるかしなアカン

三重

今は、東に勝つと言うよりも、東京を説得すんのが目的になる

香川

そっ……か…

 

不安そうな表情を浮かべる香川に、俺は香川に目線を合わせて屈んだ

そして、優しく頭を撫でてあげる

今この状況で、俺が香川を安心させられることは、これぐらいしかなかったから

 

三重

大丈夫だよ

三重

俺がいるからね

香川

う…ん…泣

 

それよりも、香川に何があったのか聞かないといけない

なんで泣いてるのか、戦争のことと何か関係があるのか

 

三重

ねぇ、香川

香川

なに〜?

三重

ちょっとここで話すのはあれやから、俺ん家来る?

香川

え、いいの…?

三重

もちろんだよ

 

そう言ってやると、香川はさっきの不安そうな表情から、安心したような表情に変わっていた

こんな朝でも暗いような森の中に一人でいたんだから、そりゃ怖かったよな

安心して当然だろう

 

香川

三重くん

三重

ん?どうしたん?

 

俺の服の袖を引っ張り尋ねてくる香川

数秒後、香川が少し恥ずかしそうに言った

 

香川

あのね、僕お腹空いたから…その…

香川

帰ったら……なんか食べたい…

 

そうだった、香川は最後に食べたのが昨日の夜なんだ

それに、香川は先程から少し眠そうだ

きっと徹夜なのだろう、いつも10時には寝ているのに、香川らしくない

 

三重

そうやね、分かったよ

三重

なんか食べて、その後は寝た方がええかもな

香川

え、なんで眠いの分かったの?

 

そりゃ、目の下に隈が出来てて時折ウトウトしてたら気付くよ

でも、徹夜する程の騒動があったのだろうと考える

何があったのかは家で聞こう

もしかしたら関東の誰かに襲われたのかも知れない

 

三重

ふふっ目の下に隈出来ちゃってるからな

香川

あ…

 

俺にそう言われて目の下を手で隠す香川

なんか、こんな少しだけど元気そうな香川を見てたら、安心するな

 

三重

じゃあ香川、行こうか

香川

うん…!

 

手を差し伸べると、香川は俺の手に自分の手を重ねた

手を繋いで帰った方が絶対安心に決まってる

香川を守るためにも、これは必須だと思った

そして、俺と香川は、俺の家に向かって二人で手を繋いで歩いた

この作品はいかがでしたか?

630

コメント

2

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚