テラーノベル
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タバコの匂いが嫌いだった
鼻の奥に残る、あの苦い煙の匂い
父親の匂いだった
父
返事はしない
灰皿を投げられた
父
宮田 葵
怖い
匂いが一気に近づいた
その匂いを、自分から吸うようになったのはいつからか、覚えていない
その匂いを、自分から吸うようになったのはいつからか、覚えていない
宮田 葵
宮田 葵
最初はむせた
でも
宮田 葵
快楽に落ちた
頭が軽くなった
宮田 葵
宮田 葵
私は繰り返し吸った
暴力も、父も、学校も
忘れる事ができた
それだけでよかった
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