テラーノベル
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俺とyaは、中学で仲良くなった
毎日話して
笑って
時には、やらかして怒られた
でも、毎日一緒に過ごしてて飽きない
ずっと一緒にいたい
相棒のような存在だった
でもある日────
いつものようにチャイムがなった
するとそこは静寂とした世界だった
みんなは固まっていて
俺とyaだけが動けていた
jp
ya
jp
ya
彼は俯いてそう呟いた
jp
jp
俺はつい本音がでた
彼の顔を見ると涙で顔が濡れていた
jp
俺はその場を飛び出した
悪い事をした
そんなの分かってるッ
でも、『ごめん』の一言はなく
その場を後にした
今日こそは謝る
そう思い学校に来た
でも、彼はいなかった
来る日も来る日も彼は学校に来なかった
jp
jp
俺があそこで謝っていれば、
俺があそこであんなこと言わなければ
こんなことにはならなかった
後悔が脳裏に思い浮かぶ
jp
クラスメイトからは
jpなんか知ってるだろ?
って言われる
確かにあの時一緒にいた
でも、なんで来なくなったかは分からない
黙ってることはなんかお前やらかしたな?
と言われ
からかわれ虐められ
俺の人生が、壊れてく感じがした
彼を呼び戻そうと
彼の家に行った
インターホンを押しても
誰も出てこない
jp
窓を除くと誰もいない
jp
俺のせいだ
罪悪感に押しつぶされそう
そんな感じだった
先生
先生
jp
別れの言葉もなく、彼は去っていった
俺は、あの時謝っていれば
あの時────
そんな後悔に見舞われた
それから俺は不登校になった
学校に行くのが怖い
視線が怖い
全てが怖く感じていた
次第に俺自身も、壊れて行った
jp
何も感情がなかった
楽しい、嬉しい、悲しい、痛い
なんにも感じなかった
jp
そんな時は、自分の腕を切ったりしていた
jp
自然と笑みがでた
俺はこれしか娯楽が得られない
そう思えた
本当の自分なのかも見失っていた
2つ人格がある気がした
一瞬我にかえるときもあった
その時はまた泣いて
その繰り返し
なぜか、もう1人の自分は血を見ると喜ぶ
だからか、もう1人の自分になっていると
我がない
自我を完全に失ってる
ある夜
暗い夜道をさまよってると
モブ
モブ
jp
俺は何故か心の底に殺意があった
そして、カバンの中にあるカッターを取りだした
そしてその女の目を潰した
モブ
モブ
jp
俺はそのまま走り去った
俺の心の中では楽しいという感情があった
jp
しばらくすると我に返り
さっきやった事を公開する
jp
jp
jp
jp
そう思い屋上へと足を運んだ
罪悪感があり、
もう何もすることが出来なかった
もうダメだ
生きてる価値がない
こんな人間誰も必要としていない
そんな気がした
jp
そう思い俺は颯爽とフェンスを飛び越えた
風が気持ちいい
静寂の深夜
虫の声が響く
何も感情がない
感謝も、何もかも
後悔もない
もうだって死ぬんだから────
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